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小寒の氷大寒に解く

 皆さんこんにちは。1ヶ月程度の帰省中で、退屈な時間が増えることから、派遣バイトでも始めようかと、『インディード』『バイトル』『タウンワーク』駆使して探すも中々採用を掴み取れず、畢竟、母親の知り合いに頼み、バイトは決まったものの、丸一日を無駄にした甘党です。

 相変わらず寒い日が続きますね。皆さんどうお過ごしですか。今日僕は、昼から近くのブックカフェに足を運び、レギュラーサイズのアイスコーヒーをお供に読書をして過ごしました。

その時ふと思いました。世の中には『読書三到』という慣用句がある。その言葉の意味は、ざっくり説明すると・・・。

『読書の真意を悟るには、「目でよく見る」「声に出して読む」「心を集中する」この三つを心掛けることが大事である。』

的なニュアンスの意味合いだったと記憶しています。

だが実際はどうだ。僕は今日、ブックカフェで確かに読書をした。もちろん目では見た。タスク1は難なくクリア。というか、目で見なければ読めないし、内容がわからないどころか、何の本なのかすら分からないだろう。問題はここから。二つ目以降のタスクはとてもじゃないが、達成できない。公共の施設である以上、社会常識や秩序のある人間は、むしろ到底達成できないはず。そして、僕は心なんて抽象的な表現が上手く理解できない人間だから、心を集中するという言葉の意味すら理解できない状態。そこで思いました。三分の二以上のタスクをクリアできていないのなら、それはできていると錯覚を起こしているだけなのだと。では、今僕のしていることは一体何に当たるのだろうか・・・と。

そんな具合に読書&思考を楽しんでいたところで、外野がうるさくなってきたのでその店を退出しました。2時間も滞在できなかった。今日はそこで1日過ごす予定だったのだが、せっかくの読書タイムを、嫌な記憶と共に保存したくはないと考え、やむを得ませんでした。今日読んでいた書物がエッセイ集やコラムだったら続行していたかもしれません。しかし、今回はミステリー小説だったため、退出を選びました。

これはあくまで個人的にですが、物語系の書物は読むだけではなく、読んでいるその空間、お供(今回で言えばアイスコーヒー)、BGM、をその物語に合わせて感じて、読んで、記憶に保存する。このように意識しています。これが紳士の嗜みとさえ思っています。こうすることで、読み終えたときの余韻に浸る時間がとてつもなく心地良いのです。

そして、足を運んだブックカフェの近くに4〜5年前に嫁入りした姉の家があると思い出し、挨拶がてら立ち寄理、テレビゲームをして帰宅しました。

そして帰りに、まさに『小寒の氷大寒を解く(しょうかんのこおりだいかんをとく)』だな感じ、今日のタイトルとさせていただきました。意味は

『物事は必ず順に従って進むとは限らない』

という意味です。皆さんも体感したことがあるのではないですか?自然に生きていればよくあることだと思います。今回は、プライベート計画が考えていた通りにいかなかっただけですが、この現象が肝心なときに限って起こることがあります。人生とはそのようなゲームです。そんなとき、下を向くのか、切り替えて前向きに別の案を選択するか、決めるのは自分自身です。選択次第では、良くも悪くも貴方自身の人生が大きく変わり始めます。このゲームは自分自身がこの世をさる瞬間まで、答え合わせができません。後悔するなというのはきっと不可能でしょう。しかし、後悔の数を減らすことはできます。

僕は、一つでも多くの「後悔」を減らせるよう、自分なりに工夫して努力しています。強要はしません。あくまで一つの案であり、選択肢です。


なんてことを、暖房の効いた暖かい部屋で、こうしてnoteに書き込んで過ごしています。

これが僕の寒い日のおすすめです。笑

#寒い日のおすすめ

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