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「好きなこと」が自分を導いてくれる

過日ご紹介したサントリーホールの情報誌「Hibiki」。もう一つご紹介したいのが、バリトン歌手の大西宇宙(おおにしたかおき)さん。音楽についてこう語っておられる:

「音楽に身を捧げているからこそ、音楽が自分を色々な場所に連れていってくれるんだなと感謝しています。音楽に導かれて様々な人に出会うことができます。」

音楽家にとって、現存するすべての音楽を奏でることは難しいけれども、その美しさに触れる人生を送ることはできる。また、コンサート活動を通じて未知の場所に足を運ぶことも可能。たくさんの人との出会いもある。

これは芸術家だけに許されたluxuryでは無い。誰にとっても自分が「好き」と思えるものがある。今風に言えば「推し」。その軸を一つでも持っていれば、自分も未知の世界に誘われるのではないだろうか?

私の場合、「英語」のおかげで日本語以外の情報入手手段を得られた人生だと思っている。通訳業を通じて多くの人と知り合うこともできた。一期一会の世界でもあるので、二度とお目にかかれないこともあるけれど、人生の師と仰げるような方に巡り合うこともあった。

だから自分が「好きなこと」は自信を持って「好き」と思い、大切にすれば良い。それが自分を幸せに導いてくれるから。

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