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笑顔の世界に近づくには

日経新聞の連載で好きなコラムのひとつに「こころの健康学」があります。執筆者は認知行動療法研修開発センターの大野裕先生。毎週火曜日朝刊に掲載されています。

5月10日のタイトルは「楽しみから乗り越える」でした。印象的だったポイントを列記しますね。

*すべての病気を今の医療で完全に治療できるわけではない
*よって心や体に具合の悪さが残ることはありうる
*大事なのは、「不具合」ではなく「自分らしさ」に目を向けること

特に以下の文章が心に響きました:

「誰でもいろいろとつらい体験をする。こころが折れそうにもなる。そのときに、少しでも達成感や楽しみを感じられる体験ができると、つらい体験を乗り越えて先に進めるようになる。」

これを読んで感じたのが、最近私自身がハマっている「落語」です。

「しんどいなあ」という時期は誰にでもありますよね。ついつい心が内向きになります。でも、そういうときだからこそ、あえて楽しい環境に身を置く大切さを私は落語から教えられました。

お腹からわっはっはと笑えば気持ちも前向きになれます。一方、日本テレビの「笑点」など、もう番組出だしから噺家さんたちが満面の笑みで入場される様子を見るだけで、こちらもそのオーラ(?)を受け取り、元気をもらえます。

しんどい時こそ、あえて笑顔や笑いの世界に近づいてみる。

そしてそれを「習慣化」させる。

その継続が、人を「幸せの世界」に導いてくれるように思います。

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