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チコリの花の魅力、ニャンドゥーティのアクセサリー作り

野菜のチコリ、実は花がとても面白い

白菜の芯のような白い葉を食べるチコリですが、私は、花を楽しむためにチコリを植えました。
チコリの花はブルーの3〜4cmの花です。朝咲いて、昼過ぎにはしぼんでしまいます。

朝咲いたチコリの花、右上は昨日咲いてしぼんだ花ガラ。

私は好きなのは青い花色と、花の中心、不思議な形の部分です。

梅雨の頃のチコリの花、中心部分には太いアンテナと
その先に細いアンテナのようなものが、ちょこっとだけあります。
朝から晴れた日には、細いアンテナが開いて、クルッとなります。
アンテナを拡大すると、花粉がついている??
小さな蜂がやってきてます。どこに蜜が隠れているのでしょうか??

チコリの花を刺繍しました

あまりに面白い花なので、絵に描いて、それをパソコンで刺繍のデータにして、ミシンで刺繍してみたくなりました。

ミシン刺繍したチコリの花。
洗うと溶ける布に刺繍したので、最終的にはチコリの花のレースになりました。

そして、チコリの花の刺繍を、絵本の一場面にしてみたりしました。

『サラおばちゃんは魔女?』の一場面、モデルはうちで飼っていた犬のセラ。

パラグアイの伝統レース、ニャンドゥーティのアクセサリー作り

チコリの花もレースのような刺繍にして楽しんでいましたが、TVをみていたら、パラグアイでは、やはり刺繍糸でレースを作り民族衣装のドレスを作っていると知りました。
その伝統レースはニャンドゥーティといって、結婚されてパラグアイに移住された女性が紹介していました。彼女がニャンドゥーティの技法で作った絵が、TVで紹介されていましたが、とても素敵でした。
興味を持って、ちょっとやってみようかなあと、本を1冊買い、アクセサリーを作ってみました。

私の作ったニャンドゥティのアクセサリー

うちは土日だけ美術館をやっていますが、安曇野の美術館などが集まって作っているグループ、安曇野アートラインに参加しています。
アートラインでは毎年サマースクールをやっていて、その一環として、うちの美術館では、今年の夏はパラグアイの伝統レース『ニャンドゥティ』のアクセサリー作りのワークショップを行うことにしました。

先日参加されたYさん、最初は、太めの糸で機織りのように、
私が張っておいた縦糸に横糸をくぐらせて、イヤリングを作りました。
私が作っておいた細い糸同士で織り込んだイヤリングをつけてみてもらったら、
とてもお似合いでした。軽いので、つけてないみたいと好評です。

サマースクールでは基本をお教えし、1つアクセサリーを完成させてもらいますが、糸の種類を変えてもやり方は同じで、色々なバリエーションを作ることができます。続きをお家でもやってみていただき、素敵なオリジナルアクセサリーが作れるようになってもらえたら、嬉しいと思っています。

私は、ただいま、ビーズを入れて作ることに凝ってます。

もしよかったら、作りに来てみてください。詳しくは、美術館のサイトからご覧ください。

安曇野アートライン・サマースクールのチラシも、下記からご覧いただけます。


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