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自粛の裏をかく自粛〜景信山での昭和の日

昭和2年は金融恐慌が勃発。社会不安が人々を捉えた。芥川龍之介が「ぼんやりとした不安」という言葉を残して自死したのもこの年だ。
かたや令和2年。シンクロする何かを感じるのはオカルト好きだからかもね。

さて、自粛なのか他粛なのか、わからないご時世だし「自粛の自粛」とか「反自粛」とか、もはや自粛って何だろね?って感じで、じゃあ単純にステイホームということになってるけども、働く人がいなければ世の中回らないから、そういう人には「働くだけ働いて家にいてください」というのがフェアなのか?「いやだって感染が、医療崩壊が」って、そりゃ見方の問題もあるし。

考えると色々とややこしいので、自粛の「自」を重んじで、自分で基準を定め「三密避けて手洗いうがい」ということにしている。まあ、人ごみは元々嫌いだし閉所恐怖症気味なので、三密のうちの二つは本能として避けている。永遠の半自粛みたいなもの。密接対策はとりあえずマスクかね。

という訳で、自己基準自粛に基づき、昨日は、槍玉に上がって絶対に人が少ないと考えられる高尾山にまた行ってきました。本格的山登りして事故ると非国民扱いはともかく、病院だのなんだの自粛が破綻します。安全面の考慮も大事。

またトレランのように激しい運動も、免疫力を低下させるので、のんびりダラダラ歩きます。間違いなく近所の公園より人もいない。途中の電車もね。

京王線高尾でJRに乗り換えて相模湖。途中「非国民みたいだね」とささやきあうカップルがいて「大丈夫!僕的には」と声を掛けたかったのですが、密接になっちゃうし、二人でなんだかコソコソやるのも愛の営みだから、無粋なことは「致しません!」

駅から歩くこと10分ほど、歩道橋を渡って、与瀬神社の参道に到着。

御朱印とかはありませんが、立派な神社です。

身体安穏虫封じ。だってさ。ウィルスは生物と言えないから、虫に該当しないかもしれない。御利益あるかな。まあね。健康を害するモノは、例のヤツだけじゃないし。

拝殿の横に登山口があります。シャガもよう咲いとるわぁ。

序盤の激しい登りの最中、開けた場所から相模湖がよく見えます。

一旦フラットに。いやぁ快適快適。

ここ、孫山と思ってたけど、孫山はこの先で、この標識の場所は「孫山のアタマ」なのです。紛らわしい。

大平到着。急ぐ必要はありません。

ちょっと一服。ここからしばらく緩やかな登り。

そして明王峠の前で、激しい登りになりまして。

峠の茶屋到着。閉店中。そりゃそうだ。

明王峠というからにはお不動さんがいるわけです。

景信山までは距離はあるけど、なだらかな道のりになります。

景信山到着。

鬼滅の聖地なんですね!

茶屋は休業。そりゃそうだ。

ここでお昼ごはん。鬼の炭水化物。痩せるのが目的ではないので気にしな〜い。

景信山から小仏峠までは、ちょっとだけ道が悪い。まあ土質的にしょうがないんだけど。

そして城山茶屋。助かるわぁ。

糖分!気にしな〜い。アイス1個¥200。例年ならかき氷なんだけど。このご時世でやってない。

一丁平の水道で水の補給とトイレ。

今日は右から、もみじ台越えます。いつもは左。そっちが一番近い。

高尾山に人はあんまりいないだろうけど、会わないに越したことはないから、山頂パスして稲荷山コースへ直行下山。

6号路下れないのは昨年の台風19号のせいよ。

相変わらず東屋崩壊中。

お稲荷さんにご挨拶して、

到着!ケーブルカーは運転休止。

4000kcal突破!そして本日は。

家でスイカ食べてます。朝から暑い。

熱中症もヤバイんですよ。世の中には何かとリスクがあるわけです。それと折り合いをつけながら、楽しく過ごす。それが「智慧の働き」で、知識だけを詰め込めば、どうしたって偏って悲観的になりがちと思うのですが、それもまた人それぞれで、違いがあるから楽しくもあると。

それと、永遠の自粛ではあるけれど、これくらいは良いじゃない。愛が全てさ。

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