AISTS 講義編 ♯9 評価コメントが胸に刺さる TEC400, 500

こんにちは

本日は講義編ということで、年末から3月中旬まで、約3か月半かけて実施されたグループワークについてご紹介していきます。

TEC 400 How to Design, Test, and Build the Best
TEC 500 Capstone Project

本講義は以前ご紹介したTEC300からの継続的な内容となっておりました。

TEC300で学んだ基礎知識を基に、現在のスポーツ界が抱えている問題を解決するための製品またはサービスをグループで考案しプレゼンテーションを行うというものでした。TEC300で学んだことをベースにするというのがこのグループワークの胆で、必ず最先端のテクノロジーを製品またはサービスに盛り込むことが必須となっています。

グループ分けに関しては、今回はスタッフ側からチーム分けがなされました。長期に渡る企画となるため、相性や語学力、学力などを考慮したのかもしれません。

表記上は2つのモジュールで構成されていますが、どちらも同じメンバーで同じグループワークに取り組む内容だったため、1つの講義としてご紹介させていただきます。

評価は3月頭に実施した中間プレゼンテーションをTEC400として、3月中旬に実施した最終プレゼンとその内容をまとめたレポート提出をTEC500として行う形式でした。

講義の内容

今回の講義はグループワークに多くの時間が割かれていたため、所謂「講義」形式での授業は少なかったです。その変わり様々なスポーツTech系の企業からゲストスピーカーを招いて、現在使用されているAIなど最先端の技術であったり、抱えている課題を紹介してもらう講演が他のモジュールと比べると多かったです。

グループワーク

私を含め5人(キプロス、スイス、インド、日本、中国)がチームとなり、
『サッカーにおいて脳震盪が発生した時に、脳へのダメージを測定するヘッドバンドを作ろう』
という企画のもと、グループワークがスタートしました。

プレゼンを作成するにあたり、主に2つのパートに分かれており、1つがテクノロジーに関するもの。我々が提示した問題に対してどのような技術を使用して解決するのか、なぜそのテクノロジーを使用するのか、他では代用できないのか、バッテリーの大きさ・種類、製品の素材などなど可能な限り製品やサービスについてコンセプトから製品の細かな部分まで説明することが求められます。

もう1つがビジネスに関するパート。前半で作り上げた自らの製品をいくらでどの市場にどのようにしてプロモーションを行うのか、市場価値をいくらと見込んでいるのか、等こちらはどちらかというとこれまでスポーツマネジメントの講義で学んできた知識を活かして案を練りこんでいく作業になりました。

グループワークにおける己の貢献度

個人的に、メンバーのバランスが良好であることに加えて、製品がサッカーに関連していることもあり、今回こそしっかりとチームに貢献しようと意気込んでいましたが、その夢は割と初期から儚くも潰えることとなりました。問題点としては、TECの分野に関して自分の語彙力や知識が足らずいつも以上に議論に入っていけなかったことが挙げられます。加えて脳震盪という領域事態が未だに未解明のことが多く、何が正解なのかわからなくなり混乱してしまったことも原因だったと思っています。

一応、ビジネスのパートにおいてはサッカー界における市場価値を自分なりに算出したり多少の貢献はできていたかとは思いますが、今回の講義においてビジネスパート自体があまり重視されていなかったため、またしても消化不良感が否めない形となってしまいました。

プレゼンテーションの評価

TEC400 5.25 AVG 5.25
TEC300 5.00 AVG 5.30

中間プレゼンの方は何とか平均点を獲得できましたが、最終プレゼンに関しては平均を下回ることになってしまい、何とも言えない最後となってしまいました。

ちなみに今回は成績発表に合わせて、プレゼンの良かった点と悪かった点がコメントとして残されていました。その中でも特に刺さったコメントを紹介します。

  1. Team management: the presentation gave the impression there were 2 main leaders in the group, with the rest simply following

2人のリーダーとその他という印象を受ける

と言われていました。そんなことは言われるまでもなく理解しているものの、改めてコメントとして残されると胸に刺さるものがあり、これ以降、グループワークに対してはより積極的に参加していくようになりました。

本日は以上となります。

それではまた。

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