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色々あってライブハウス

色々あって。
ライブは良いね。音がでかくて良い。生きた人間が歌う姿は特別に胸を打つ。
照明びかびか浮遊感。超絶ギターはぎゃんぎゃん鳴いて、ああなんという鍛錬の成果。
そして誰も彼もがなんとも楽しそうな良いお顔なのです。「音楽って、バンドって、ライブって良いですね」を具現化したほとばしり。ありがたいことです。

ジャンル、ビジュアル、世界観。音楽性、人間性?なんて語るのは野暮というものでしょう。
引っ張られて引き摺られて気付いたら巻き込まれている勢いと底力。あえて言うなら、それこそがかっこよさ。悔しいほどにかっこいい音楽にね、出会うものなんですね、時に、この人生。

先日、集団行動が苦手な話
https://note.com/preview/n3a167071d638?prev_access_key=d83bb9bb3035ac05b3f83893277c31bb

をしましたが。
ちょっと気付いたので。

全部を含めてライブなんだと、ね。

当たり前のように線を引いていました。演者と観客ですよ、やる側と見る側と。いや、まてよと。あちらとこちらじゃないのかもしれないと、気付いてしまった。

とにかく楽しそうなんです。全員が。それで良いじゃない。見るも見ないも、踊るも踊らないも含めてそれぞれが自分なりに楽しんでいられてるということ。演者の、観客の、スタッフさんの尽力の賜物だと思います。愛と熱意。麗しい文化です。

遊びの輪に「いーれて!」って混ざりに行けない子供でした。一人で砂山を作るのも、それはそれで楽しいものです。そうこうしていると、砂山好きが次第に集まってきたりするもので。

渦中との距離(感)がある、それもまた良し。

また来たいと思える場所。また会いたいと思える人。少ないながらも少しずつ探しながら生きて来たのです。これからも。

近所の公園で時々遊んでいた名前も知らない子。元気かな。巡り巡ってライブハウスで会えるかもしれないね。

しかして。穏やかに解決を見せたかのように思えた「ビジュアル系界隈に対する多少の違和感はなぜだろう問題」は続くのではあるが。

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