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KING NEW ALBUM【CRY OUT TO HEAVEN】& DUAL CREED EP【VOYAGE】Release Party KING / DUAL CREED / Vagu*Project /柏PALOOZA ライブレポのようなもの(3/18)

第一弾
2022年3月18日
まだお耳がしゃーーーーってなっている(興奮冷めやらぬ)今しか書けないので書きます。

 先日、宇都宮に初めて行った話から数週間。https://note.com/sanachang/n/nb97f016e34d0

今回は初めて柏に行きまして。立体交差とビックカメラに見覚えがあるような気がしつつ。
 柏PALOOZA、夥しいコインロッカー。予約の記憶が定かでない(ちゃんと名前あったよ)挙動不審な私にとても丁寧に対応してくださった受付のスタッフさん、ありがとうございます。ドリンクはノンアルビールがメニューに無いので第二希望のメロンソーダでエネルギー補給。今回は上手(!)後方の壁を無事に確保。壁が無いと1バンド目で足が終了するので。
 スタート5分前に物販に駆け込む慌ただしい(+挙動不審)な私をいつも笑顔で迎えて下さるスタッフさん。安堵。安堵。そしておもむろにバンドTを購入し着替えるという奇行にも付き合って下さる器の広さ。
 実はずっとこの「バンドTでライブ参戦」に憧れていたのです。なんだか小っ恥ずかしくてできないまま、前回やっとリストバンドの実績解除に成功したばかりなのでした。なんでもないようなことが〜(歌うところ)、、、いちいち新鮮で身震いする。既にじわじわ脳汁が出ますね。
 そうこうしているうちにスタート定時。トップは我らがオラオラ系Vagu*Projectで御座います。
 歌舞伎か蝦蟇(ガマ)の油売りかという流暢な口上で、もう耳どころか脳と心をがっちり臓鷲掴みであります。網膜を突き抜けるレーザービーム。涼しいお顔で攻撃力最大級のぎゃんぎゃんギター。計算し尽くされた構成と演出。オラオラ系は伊達じゃない。ライトハンドなんて生優しい物じゃあありません。文字通り蝶のように舞う両手で掻き鳴らすB.C.
Rich!!!何を見に来たって、この演奏を、この手を!手を!手を!生で!死ぬまでに一回は見て欲しい!ギターが弾きたくなるから!羨望の脳汁が迸(ほとばし)る!
 そして!!!!歌声を!!!聞け!!!民衆よ!!!飛べ!!!頭振れ!!!声出せ!!!(実際のmcはもっとお優しいです)あまりにもそのお姿が麗し過ぎて声が出ないどころか心臓を抑えて前半はほぼ固まっている。動け、私、、、!メガネ飛ばせ!泣くな!まだ早い!
 視界の左側には舞い踊るデカい存在感。唸るベースライン。ここだけいつも常夏。そして終始「俺!今!むちゃくちゃ楽しい!」をがんがん飛ばして下さるので硬直した心臓の融解が促進されるのです。
 中央には耀(かがやかし)き金髪の王子が鎮座。とにかく一打が重い!熱い!一音ごとに稲妻が見える!華やかで雄々しいドラミング!もしもうっかりフロア中央で鑑賞しようものなら脳天ぶち抜かれる未来が見える。
 飛んで跳ねて頭振っての45分。普段より長めのステージに詰め詰め盛り沢山のセットリスト。有難い限りです。ふらふら抜けた魂が強力な打線に打ち返されて超速で脳内に戻って来る。CDよりYouTubeより絶対生で見たい、そんなバンド。そんなライブ。
息切れしながらも、愛は、体力ですよ、ほんと。


今回のリリースパーティの主役、DUAL CREEDとKINGについては第二弾に続きます。今夜はここまで。

はーーーーーーー
いくら書いても興奮して眠れん。

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※一晩熟成(ここから加筆しました)
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第二弾 
 2番手は自治力派弟分(勝手にそう思ってるだけです。KINGはお兄ちゃん)DUAL CREEDさん。
 とにかく華がある。メンバーそれぞれの存在感が圧倒的。全員前列横並びかと思う程。しかも5人のはずが5人より多く見える。音はごりごりで声はシャープで特にシャウトが!シャウトが!!!いかついのに笑顔!!!なんとも透明感のある曲調が特徴的で寒色系の照明がよく似合う。心打たれるmcからのまだ未発表という最後の曲はとても良かった。伝えよう、伝えようという熱意が輪郭を持った様なここの曲をこれから大切に育てていく様子が目に浮かぶ。
 なぜかフロア中央が空いていて、みんなもっと前で見たらいいのに。(壁がないとふらつくのでごめんね。次は壁ながらに前行くね)アー写のイメージよりアルバム、アルバムよりライブ、ライブより物販どんどん親しみやすくなってくるメンバーのキャラクターが愛らしい。いいアルバム、いっぱい聴くね。サブスクもありがたいね。今回で2回目だったけど次のライブが楽しみです。

 そして大トリ、お兄ちゃんKING。
 最早説明は要らない安定感。ニッコニコ笑顔のRYOさんと周りを固めるサポメンとの信頼関係と安心感がびしばし伝わって来て、ちゃんと曲を知らなくても(ごめんなさい。勉強します)ぴょんぴょん飛んで手拍子して拳上げてとにかく楽しい!楽しい!陰陽の陽!!!確実に陽!!!音楽っていいね!ライブって楽しいね!が実感できるステージ。曲知らないのに(度々失礼)歌えるキャッチーさも嬉しい。誰も置いて行かない器の広さと、初見でも(今回2度目だけど)無防備に飛び込める懐の深さ。
 夏に20周年とのことで、ここまで来るのに超えてきたであろう計り知れない努力と決断とさまざまな感情を愛に昇華できる人なのだろうな、という率直な感想。そう思うとその笑顔が一段と眩しい。いつまでも歌っていて欲しいし、もしも疲れた時はKINGのライブに来れば元気になれると思うだけで少し強くなれる。熱くて温かいバンド。ニューアルバムいっぱい聴いて曲覚えよ。次のライブをもっと楽しめるように。
 ちょいちょい弾き語りで配信してくれるのも日々の潤いとなっています。関西弁の「ありがとう」にこちらこそいつもありがとうの気持ちです。

 というわけで。
 三兄弟のレコ発スリーマンは大盛況のうちに終焉と相成りました。とにもかくにも温かく愛を感じる空間に身を置ける幸せ。推しは違えど音楽が好きで、みんな仲良しで平和でとても心地良い。(お客さんは全員同志だと思ってにこにこしてちょっとだけ不審だったらごめんなさい)
 爆音で脳がぎゅんぎゅんして心拍数は130超えているとは思えない多幸感の中、駅への道を見失いここでも親切なスタッフさんに助けられて帰路に着いたのでした。
 吹けよ春風。足元は軽快なツーステ(練習中)。

 また行こ。



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