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妄想力が加速するので。

 流行り病の高熱から3日振りに現世に戻るとそこはちょっと余計に散らかった見慣れた自室でした。せっかくなのでうなされているうちに書こうと思ったけれど、しんどさ以外の感情が生まれないので大人しく解熱を待ちました。

 以前、ちょうど3回目のワクチンを打った時です。1、2回目よりも副反応が強く高熱が出ました。その時も壮大な妄想を繰り広げた事をふと思い出しまして。「彼氏、誰かと同居してる説」とでも呼びましょうか。①電話に出ない②部屋に上げてくれない、その他諸々ありましてふと思い付いたのが、「家に誰かいるのでは?」という事。それに気付いた時、全ての疑問符が解決する答えに思えました。思い詰めて夜間張り込みさへ考えました。結局、事実を明らかにする事なく妄想のままうやむやに時は流れました。まあ、誰かいたとしてだからなんなんだと。

 そして今回、じわじわ体力が回復するのを待ちながら思いついたのが「私をお店の女の子という事にしてる説」なのでした。(職業差別をするつもりは無く、この場合逆に立場を悪用している事になるので事実なら二重に腹立たしいのだが)都合を合わせて会っている事も、親しげなLINEのやりとりも、浮気(?)ならバレたら都合が悪いような事もお店の女の子の営業という事にしておけば問題ないのでは、という事。もし仮に2人でいるところを誰かに目撃されても、店外デートだとか同伴だとかで説明できなくもない。我ながらうまい言い訳だと思う。

 まあこれも、このまま体力と気力の回復と共にうやむやになっていくでしょう。そしてなぜかこの「もしかしたら本命じゃないのかも知れない」感は思春期の頃から続いていて、ある種保険というか最終的に「ほらやっぱりね」と自らを助ける事になるのです(過去の恵まれない(?)恋愛については別の機会に※)。他に誰がいようといまいと、目に見えるもの、その言葉を信じましょうと。放っておけばやがて全員死んでしまうので。

※ネタ一覧
文化祭で浮気事件
婚約者いたの事件
元カノ家に泊めた事件
元カノと大江戸温泉物語事件
元カノと同棲継続事件
失踪事件①
失踪事件②



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