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四月。庭のようすを綴る

連日の雨続きで、庭の雑草がちまちまと生えてきている。
雑草の生えるスピードが上がると、春が来たなと感じる。


3月半ばから、沈丁花も甘い香りを漂わせている。
遠くからでも鼻をくすぐるいい香りだ。
さすが三大香木と言われているだけのことはある。

通るたびに花をクンクンと嗅ぎ、香りを楽しんでいる。
この香りを吸い込むたびに心が豊かになる。


チューリップも芽だけ出ていたが、ここ数日の暖かい気候で一気に開花した。
紫の八重チューリップだ。
初めて植えてみたがなかなか素敵。エレガント!
他にも、シンプルな白チューリップも花開き、目を楽しませてくれている。
チューリップは10月頃に仕込んでおいたので、開花まで半年近くかかった。
でもこうやって時間差で芽が出て花咲くと、ちょっとしたサプライズみたいで嬉しい。

去年の秋に買ったマーガレット。
冬は元気をなくし、植木鉢の中でおとなしくしていた。
それを先月地植えにした。
少しずつではあるが復活し、花が咲きはじめてきた。
追加で買ったマーガレットは植木鉢で育てているが、まあるく広がり大きくなりつつある。
毎日の観察すると楽しい。
あ、蕾が増えてきたな。
あ、これは花が開いた。

花の色が経過するたびに変化するのでこれまた面白い。


地面を見るとドクダミが生え始めている。
雑草として厄介者のドクダミだが、実は有能な植物なのだ。
去年はドクダミを抜いて、洗って、乾燥して、ドクダミ茶を作ったものだ。
結構な手間ではあったが、初めての試みで新鮮だった。

ドクダミ茶作り方のような「丁寧な暮らし」に憧れがある。
自分の土地に生えたものを、料理に使う。
庭からハーブを摘んでサラダと和えるとか。
木苺を使ったジャムを作るとか。
そんな感じ。
似たようなことをやっているが、雑誌のような優雅さが出ない。


近所でもお花たちが咲き始めている。
私のイチオシは花桃だ。
白、薄ピンク、濃いピンクといった色味のボリューミーな花々がぽんぽんと枝から咲いて非常に可愛いのだ。花桃があるとつい見てしまう。
とにかく色が可愛い。

もうすぐも咲き始めるだろうし、これからが春本番。
散歩するのが楽しみだ。

さて、我が家も雑草を抜き始めないとな。
次なるガーデニングに備えて。

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