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初対面の人との会話は刺激的だ

知人を介して、初めましての人と会う機会があった。
同じ習い事をしている方である。
興味関心が似るので、初めてでも気兼ねなくお話しすることができた。

興味が同じだとそれだけでお互いの緊張が和らぎ、境界の壁が一つなくなる。
習い事の話を軸に、いろんな会話に発展し、その方の人となりや性格がなんとなく分かってくるのだ。

一人の方は、着物や浴衣を日頃から着る方であったので、その手の話をあれこれと聞いた。
私は着物はおろか、浴衣で外出デビューもまだなのである。
なので着こなしのことや、いつから和服を着だしたのかとか、どこへ出かけるのかとか、様々なことを話せて楽しかった。


また別の方、こちらの人も習い事が同じである。
始めたキッカケや、その後どうしたいのかなど、深い話を聞くことができた。
また地域の事情や仕組みにも詳しい方だったので、同じ地域に住んでいる身としては非常にタメになった。
個性的な人であった。


仕事上で会う初対面の方なら、仕事の話をすればいいし適切な距離感もとりやすい。
しかし、今回のようなプライベートで初対面の方は久しぶりに会った。
そのためどんな話をしたらいいのか、どんな自分でいたらいいのか、微妙に悩ましいこともある。
習い事が一緒、という点以外は何も知らないのだから。

少しずつ話して、なんとなーく相手に合わせていく。
幸い、相手がお話し好きなので良かった。
あまり話さない方だとこちらも何を話していいのか分からない。


初対面の人との会話は刺激的だ。
話した内容も、今までの私には気も留めなかったことが多い。新しい視点で非常に勉強になった。
お二人とも年上の方だったので、知識も経験も豊富な方であった。

こういった全く知らない人との会話は自分自身を豊かにすると思う。
もちろん中には気の合わない人や、苦手な人とも話すことがあるだろう。
でも、それはそれで自分の中の「好き」や「心地いい」を確立することに繋がる。

話した後は少し疲れるけど、たまにはいいかもしれない。
初対面の方と会話して、気になる点を取り入れることで、自分の価値観をブラッシュアップするのだ。

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