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前編/私が考える「働く」ということ

お久しぶりです、さなです。

しっくりくる文章を探していました。

全然しっくり来なくて、、
すみませんでした、、泣

今回はバイト時代から社会人として働いている今まで、私が働くことに関して色々考えてきました。

長くなってしまうので、前編と後編に分けて書きたいと思います!

前編の今回は「バイトの価値」についての考えをここに書きたいと思います。

何も知らなかった頃の私の「働く」ということに対しての気持ち

私が元々考えていた「働く」ということについての価値は、ただお金が貰えるということでしかありませんでした。

もし将来、自分が好きな職業に就けたとしたら、私は「楽しみながら、お金がもらえる。そんな最高なことあるのか、、?」と思っていました。

しかし、実際に社会に出てみると全然違いますよね、、。

そんな初心の心を忘れないことも大事ですが、きちんと社会のことを考えることももちろん大事なことです。
両方の気持ちを忘れないようにしてずっと過ごすのって、簡単そうに思えて色々やっていると考え方が変わってしまっていたりして、ほんとに難しいです。

そんなことを防ぐ為にも、こんなふうに文字に起こしておくことが大事だと思い、この場を借りて書くことにしました。

私が思う「バイトの価値」

「ただがバイト」でもなく、「お金がほしいからバイトする」とかでもなく、バイトにはそれ以上の価値があると思いました。

私は飲食店のキッチンスタッフで、電話対応、クレーム対応や食品管理、仕込みなどを担当していました。
一番バイトで得るものと言えば、「効率の良さを追求する」ということだと思います。

これをやっている間にこれをやる。

そうすると店の回転が早くなる。

早く帰れるきっかけにもなる。

そういう風に考えることだと思います。

効率よく動くというのは、店側からしてもそれって人件費が無駄にならないという点でとても助かるウィンウィンな考え方なんです。


2番目に得るものは「接客」「言葉遣い」ですね。

これはほんとにお金に変えられない価値があります。

社会に出た時に、「接客をやっていたか」ということで大きな差が生まれます。

例えば、新人で電話を出る場面でぱっと謙譲語が出る人と出ない人がいます。

「大変申し訳ございません」「差し支えなければ」といった言葉がぱっと出てこないんです。

おそらく、出てこない方は「すみません」「大丈夫でしたら」という言葉を使うかと思います。(あくまで個人的な見解です。できる人はぱっとできます!)

これはやっていたやっていないに関わらず、個人的な意見ですが、、
私は電話対応をバイトでしていたこともあり、一番気になる言葉といえば、お客様に確認したい時の「宜しかったでしょうか」という言葉です。

別にこの「宜しかったでしょうか」っていう言葉って「よろしいでしょうか」と同じ意味合いだと思うんですよ、、。

それには理由がありまして、、
一度お客様にその言葉遣いをした際に怒られたことがあります。
「今初めて聞かれましたけど?」みたいな感じで。笑

確かに。と思い、そこから「宜しかったでしょうか」という言葉を使うのは辞めました。

電話は電話でも会社同士だと、そんな風に「は?」みたいな感じで言われることはないと思いますが、一般客を相手にする場合はその言葉遣いだと言われることがあるので注意ですね、、!

あっ、話がズレました!笑

私がバイトで培ったもの

先程書いた内容と少し似ていますが、、

大きく分けてこんな感じです。

・効率を重視すること
・接客の仕方や言葉遣い
・電話対応の仕方やクレーム対応

一番変わったと思うのは、マイペースに仕事をするのではなく、凄く効率を重視するようになりました。

時間を無駄に使わないということですね。

一番効率のいい方法を探すのが癖になってしまって、プライベートでもギチギチに予定を入れてしまったりしましたが、、笑

まぁ、それは疲れるので、もう辞めましたけど!笑

でもまだすこし抜けない部分もありますね。笑

例えばご飯を食べに横浜に行って、そのまま帰るのあれだな〜と思って夜に横浜の美容院で働く友達のところに行って帰るみたいな感じのことをしたりもします笑

周りには「疲れない?」と言われますが、好きでやってるからほっといてくれ〜!!って感じです笑

バイト時代の私は、

これをやりながら待ち時間にこれをやって、
終わったらこれを持っていくついでに
途中でこれを受け取って、作業場に戻る。

みたいな流れを必ず作ってました。

何をやるんでも突っ立ってる時間ボーッとしている時間があるというのはそれは非効率なので、その時間すらも使えるような作業順序を頭の中で組むということが一番培ったものかなとは思います。
まったく、めっちゃ凄いですね!めっちゃ働いてますな〜って今自分で関心してます。笑


あとはやはり電話対応でしょうか。

慣れてくると、声や話し方で大体の年齢層が分かってきます。その年齢層に合わせて話し方を変えていました。

例えば、ご高齢の方はとても耳が遠いのでゆっくり話します。
それに、謙譲語を使うと「え??何??」と言われます。ほぼ100%笑

例えば
「入れてもよろしいでしょうか」という言葉を
「入れても良いでしょうか」と言うより
「入れても大丈夫ですか」と言った方が聞き取りやすいことなどですね。

「大丈夫ですか?」という言葉は100%聞き取ってくれます。

一番困ったのはクレームの対応ですね。

トラブルが起きてしまった!
ミスしてしまった!
間に合わない!時間かかっちゃう!
といったことはどこの飲食店でも一度はあると思います。

商品のお届けが遅れてしまっているとかで「まだ?待ってんだけど」とクレームを付けられた時、やはり理由を言わないと「申し訳ございませんじゃねーんだよ!何時までに来るって言ったじゃねーか!ふざけんな!」と怒鳴り散らされます、、。

ちびりそうなくらいほんとに怖いですが、私たちは「申し訳ございません」と言うしかないんですよ、、。

それに2連続で同じ電話番号の電話を取ってしまった瞬間、青ざめますよね、、笑

「さっきもお前だったよな?さっき何時までに来るって言ったよな?こねーんだけど?どうしてくれんの?」
と言われます、、

はぁぁぁまじか、、と絶望します、、笑

そういう時は、
「お客様のご飯の予定時間に合わせて到着することが出来ず、大変申し訳ございません。こちらと致しましてもなるべく早めにお持ち出来ますよう頑張らせていただいておりますので、大変申し訳ございませんが、もう少々、10分から15分ほどお待ちいただけますでしょうか。」
と声のトーンを落として言います。

具体的な待ち時間や、お客様の怒ってる点を具体的に言って、こっちも努力してますということを含めて言って謝ることで少し怒りを沈めます、、。

もうこれしか電話口だと言うことができないんですよ。
声だけで表情を表現するってほんとに難しいと思いましたね。

ほんとに表情も何も見えないので、「ほんとに申し訳ないと思ってんのかよ、口だけじゃねーの?」と言われることも多々ありました。

しかし、そうするしかないので「はい、大変申し訳ございません」としかお答えできないんですよ、、。

この気持ちはきっと電話対応を一般客に対してやった経験のある方にしか分からないつらさだと思いますね、、

まぁ、大概この電話がかかってくる前に、こちらから電話をかけて遅れることを事前に言うことがほとんどでしたが、それでも怒鳴られることもあったので、恐怖でしかありませんでしたよね、、ほんとに。

でもこれって、凄くいい経験だったと思います。

こういう事ってやるにしても、バイトと社員じゃミスの重みなども違いますし、バイトの時に間違えてお客様に怒れた方が「今後こうしていこう」で済むので(済まない時もありますが泣)、社員だと「お前こんなこともわからないのか」みたいな感じのことでもバイトだからわからないよねって感じで許されるみたいなのはありますよね。

私がバイトで更に得たもの

私が仕事以外に得られたなと思うことがあります。

それは後輩の教育方法です。

この年齢の時自分だったらどうして欲しかったか、ということを考えながら教育することですね。

例えば、一番多かったのはやはり高校生の子達です。

高校生は大学生卒業まで勤めてくれたら長い年数勤めてくれる上、そうすると業務も分散できるので、逃したくないというのがありました。

しかし、高校生の子達というのは、大概楽しい場所じゃないと定着してくれません。
嫌な人がいるといったことでも辞めてしまいます。
嫌な人がいても仕事が楽しいと思えるような環境を作りながら教育をすることを心がけていました。

するとみんな定着するようになってくれました。

私が辞めた途端みんな居なくなったらしいですが笑
これは私の自慢できることのひとつかなと思います。
この時代の私は、「この店には私がいないと回らないんじゃない?」とか思っちゃってました笑

まぁ、私が一番ダントツで勤続年数が長かったので何でも出来た上、私以外みんな1年未満だったので、そう思うのも無理はないですよね、、笑

私が教育した子達は短くても2年勤めてくれたそうです。

こういうの聞くと、嬉しいですよね。

ここで私のコミュ障は少し治ったような気がします、、。

まとめ

バイトというのはお金を貰いながら社会に出る準備を少しずつするということかなと思います。

バイトをすればお金が貰える

そういう考えでほとんどの高校生や大学生はバイトをしてると思います。

口癖は「お金ない、バイトしなきゃ」ですからね!笑

でも、バイトに行くという行為自体が、お金以上の価値があることを知ってて行くのと知らないで行くのとだと気持ちのモチベーションも違くなるのかなとか思います。

私がもしそれを知っていたら、、あ〜もしかしたら変わってないかもしれません笑
元々我慢はできるタイプなので、どんな嫌なことでも我慢してましたので、、。笑

バイトが嫌になって我慢できない!っていう人は、これを知っていたら気持ちが変わるかもしれませんね。
社会に出るということを真剣に考えてる方限定になる可能性もあるかもしれませんが、、

次回は後編「デザイナーとして働く」ことについて書きたいと思います!

それでは、また〜!

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