vol26 バランスがとれた商品って魅力的ですよね
こんにちは、sanaです。
本日は、これまでの投資についての続きです。
◯次に出会ったのは
夫は、比較的よく本を読む方だと思います。
投資を始めていくにあたり、お金関連の本を多く手にするようになっていました。
その中で投資方法について検討していきたい時に、読んでいた本の一つに、
「イヌが教えるお金持ちになるための知恵」という本があったようです。
内容は、中学生ぐらいの子供が読んでも読めそうなストーリー仕立てのドイツ人の作家の本です。
今でもアマゾンで高い評価なので、ストーリーとして良い内容なのだと思います。
その中で、具体的な運用として上がっていたのが、
「投資信託」
という商品でした。
そこから気づきを得て、具体的にやり方を調べていったようです。
◯投資信託とは
個別の株式投資と、投資信託では、投資するスタイルに違いがあると思います。
投資信託は、分かりやすい例でいうと、
株式の「幕の内弁当」版!
みたいなものと呼ばれ、個別の株を色々と組み合わせたものの、集まりと思うとイメージしやすいと思います。
ざっくりし過ぎたかもしれませんが(笑)、その他の特徴を挙げると、
・みんなでお金を出し合って株式を買うので、少額から投資が可能
・複数の株式を組み合わせた商品を作るので、値動きが安定
などがあります。
◯金融機関のおすすめ商品はNG
この他でも参考になった本として、
があったようです。
この本では、投資信託には、無数の商品があり、その中でも、買ってはいけない商品や経路があるとのこと。
結論だけを誤解を恐れず言うと、金融機関が勧めてくる商品は、手数料が高く、リスクが高い商品があるなど、ずばり、購入しない方がよいということです。
もちろん、全てがそうとは言えないのですが、結局営業のノルマなどから、必ずしもそのお客さんにとって一番の商品を勧めるわけではない、、、ということは想像できる気がします。
選択するのは、
「手数料の低い、インデックスファンドにすること!」
などを学んだといっています。
インデックスファンドについて簡単に説明すると、
インデックス ⇒ 指標のこと
ファンド ⇒ 投資信託のこと
インデックスファンドとは、簡単にいうと、日経平均株価やニューヨークダウ平均などの指数に連動して、上がったり下がったりする投資信託のことです。
指標を追いかけるだけ(もちろんもっと手間暇はかかるのでしょうが(汗))なので、コストが安いという大きなメリットがあります。
この辺りは、別の回でもそのメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。
◯できるだけ損をしたくない思いから選んだのは、、、
そうやって、ネットを駆使しあれこれ探した結果、発見したのが、
「セゾン投信」
という、どこの金融機関にも属してない独立系のインデックスファンドの会社でした。
その当時は、もう一つ「さわかみファンド」というのが、長期投資の独立系のファンドでは、そこそこ人気であったようです。
当時は、今ほど、ネット証券で購入できる、手数料や維持費が低い投資信託がありませんでした。
そのような中で、このセゾン投信は低コストで長期運用を目的としており、当時の目的にぴったりだったようです。
今でこそ、3種類の商品が選択できますが、当時は、
「セゾン・グローバル・バランスファンド」
という商品一択で、まさにこれだけのシンプルな仕組みにして、コストを抑えているというコンセプトのものでした。
商品の内容は、これ1本で世界中に投資ができ、
株式:債券の割合が、50:50
というその名のとおりバランスがとれたということです。
ある程度収益もとれ、それでいてバランスもとれているという、
当時、最初に始めるにはぴったりの商品だったと思います。
そうして、夫、そして我が家の投資生活がはじまっていくのでした。
◯コスト
話は前後しますが、
投資信託のコストとして、以下のものがあります。
セゾン投信は、ノーロードでかつ、 信託報酬も当時としてはかなり安価に設定されているものでした。加えて、毎月少額から積立で投資ができるという商品であり、そこに他にはない魅力を感じたようです。
◯最初は鳴かず飛ばず、、、
そうして購入をはじめたセゾン投信ですが、決して順風満帆にはいかなかったようです。
最初はずっと購入しても値下がりをつづけて、買えども買えども損が出ていたよう、、、。
理屈では、安いときに沢山購入できているという考え方(ドル・コスト平均法といいます)を理解できるものの、途中
「あれ、
このまま購入しても大丈夫??」
と何度も思ったそうです(笑)
そんなセゾン投信も、やはり一つの転機がアベノミクスによる株価上昇でした。
結果的には徐々に値上がりはじめ、結果的には資産形成に大きく貢献してくれました。
セゾン投信自体は、その後主要な商品を別に移したこともあり、一部取り崩したりしましたが、今でも保有しており、保有している商品の中では、一番長い付き合いになっているようです。
この辺りの話はまだまだ続けていきたいと思います。
以上、本日は、投資信託を中心にまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。