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一生忘れない、3つの事。

私には
一生忘れないと思っている出来事が3つある。

人様に言う事ではないけど
その3つの事があって、
今まで頑張ってこれた事実があるから
書き残しておく。

1つ目は、
別居をするとき、娘を置いてきたこと。

窓からずっとずっと
私のことを見ていた娘の姿を
一生忘れない。

一緒に連れて行くつもりだったのに、
私の力不足で叶わなかった。

結果的に、
離婚して一緒に暮らせたが
私が一生背負った十字架は
死ぬまで消えないと思っている。
母なのに、娘を深く傷つけてしまったことには変わりないもの。

2つ目は
20歳の娘が留学のためドイツへ旅立つ時。
小学校からの同級生と、
当時の娘の彼氏が、成田空港まで見送りに来てくれたっけ。

朝から涙が出そうだったけど、
空港で大号泣している娘の友達を見たら、
涙がどっかにいってしまった(笑)

何度も何度も
手を降って旅立った
あの時の娘の背中を忘れない。

3つ目。
これも娘ネタ。
無事にドイツ留学を終え、帰国したとき。

コロナで全世界が混沌とする、ほんの1,2週間前のこと。2018年の年末。

まだ正社員として働いていたい私は、
師走と決算時期が重なり多忙の真っ只中。

娘が帰国する5日前に、高熱でダウンしてしまった。

体温計は39度。
みるみる上がっていく体温をよそに
ひっきりなしにかかってくる社外電話。

もうフラフラだったな、あの時。

人員配置もやっとなんとか目処がたって
夕方、早退して、病院直行。

インフルも陰性だし、
ただの風邪だろうと。

しかし、それから数日
まったく食べることができなかった。

挙句の果てに、
「娘さんが拉致されました」と
FBIから電話が来て…
という悪夢まで見てしまい
これは、なんか悪い知らせなんだろうか…と
熱にうなされながら、娘が心配でならなかった。

そんな思いとは関係なく
娘は無事に帰国。
しかも太って帰ってきた(笑)

なかなか、出口に現れない娘を、
本当に拉致されたんじゃ…と一人で不安になり
一年ぶりの娘をハグしながら
母、泣くという始末(笑)

最後の3つ目は私の勝手な思いが強いけど
これもまた一生忘れないであろう出来事。

私の人生の大いなるスパイス。












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