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G検定を受けた。

勉強するに至った経緯

AIが話題になる昨今、自分も仕事でAIを使うんじゃないかと思い、とりあえずリテラシーを上げるために、AI関係の本を探していた。

その時に見つけたのがG検定の公式テキストである。「これが一番わかりやすい!」というネットの記事を見つけたので、とりあえずなんとなく買って読んでみた。

読んでいくうちに、「深層学習」とはなにか、「画像認識にどういう技術が使われているのか」など、AI的な技術がどのように使われているのかが、なんとなくわかってきた。

せっかく読んだので、ついでだからG検定そのものを受けてみることにした。問題の対策としては、二冊の問題集を10日くらいかけて3周くらい回した。

正直、「テキスト読んだ感じ簡単だろー」と思っていたが、実際に問題を解いてみるとかなり難しく、「やべぇ、ムズイ試験をうっかり申し込んでしまった!」と後悔しながら必死に勉強した。

試験直後の感想

試験はWEBであり、カンニングするのが公式的にも問題ないが、試験時間がかなりタイトなため、実際はたまに問題集をみながら、ほぼ自力で解くという感じ。テスト終わった感覚では、7割くらいとれたかな?という感じで受かるか微妙なところ。1週間後の合格発表が不安である。

試験勉強を終えた感想としては、AIの全般的な理解度は上がった気がする。「この問題を解決するにはこの技術を使えばいいんだ」みたいな解像度にはなったと思う。

勉強の中で興味深いと思った概念は「エコーチェンバー」というものだ。SNSを利用する際、自分が関心が似ているユーザーをフォローすることによって、SNS上で意見を投稿すると、自分と似たような意見ばかりが返ってくるというものである。これにより、自分とは異なる意見が自然と遮断されてしまうのだ。
この概念を知って、社会の分断がこの「エコーチェンバー」によって拍車がかけられているんだ、と感じた。

このように、なんとなく知っていても、いろいろな現象の要因等も少しわかったと思う。

とはいっても、AIをプログラミングで作るといったことは全然無理だ。
これからもっと勉強して、機械学習とかやってみたい。

合格発表

受けて2週間くらいして、G検定事務局からメールが来た。内容は以下の通り


■合否結果
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【 合 格 】
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総受験者数  7,150名
合格者数  4,705名

■シラバス分野別得点率(小数点以下切り捨て)
1.人工知能とは. 人工知能をめぐる動向. 人工知能分野の問題:83%
2.機械学習の具体的手法:60%
3.ディープラーニングの概要:70%
4.ディープラーニングの手法:62%
5.ディープラーニングの社会実装に向けて:83%
6.数理・統計:83%
7.法律・倫理・社会問題:78%

とりあえず、結果は合格だった。

合格基準点が70点というネットの噂があるので、まあまあギリギリだったが受かっていた。合格率が高いものの、やはり受かると嬉しい。

ただ、G検定を受けてからこの2週間の間にGPT4が発表されるなど、やはりこの分野は急速に発展しているんだと思う。

資格を取ったからこれで終わりでなく、これからも勉強していきたい。

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