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有言不実行を避けるヒント

 もし、あなたが有言実行をモットーとするなら今日の話はヒントになるかもしれません。不言実行をモットーとしている場合でもヒントになるでしょう。少なくとも有言不実行は避けたいと思う全ての人にとってはヒントになりえるのではないか、と思っています。是非、ご覧になってみてください。

 さて。ビジネスで肝になるのは販売であり、それをスムーズに実現するのは信用信頼である。更にコーチは自分が売り物になるから自分を高めてないと人は永くついてこれない…これに関してはこちらでも書きました↓

 上でも書いた「自分を高める」。つまり、インプットとアウトプットを繰り返すわけですが…こういうことを書くとプレッシャーを感じる方もおられるのですが、そんな大した話ではありません。

2,500年前にすでに解明されていた自分を高めることの本質

 そもそも、自分を高めるというのは実は楽しいことなのです。
これ、2,500年前から言われています。論語にもでてきます。

学びて時に之を習う、悦ばしからずや。

論語 学而

 学んで何度も実践して、新しい気付きを得たりすることは楽しいことだ、と言っているわけです。この感覚だとおもっいてます、自分を高める、というのは。そして、この章句はもっと深いことを含んでいます。その話をする前に、こんな話があります。

風とうちわの話

夏の暑い日。
うちわを使って涼んでいた師に弟子が尋ねます。

「空気はいつでもどこでも満ち足りているのに何故うちわを使うのですか」


師はそれを聞いてこう答えた。

「空気が至る所にある事のはわかりきったことだけど、空気のない所はない、というのをわしらは知らんだろうが」といましめます。


弟子は反論しました。

「空気がどこにでもあるという事と、空気のない所がない、という事とは
一緒の事ではないですか。あえて空気のない所がない、という道理を聞かせて下さい」


師はただ黙ってうちわを扇ぐのみだった…

それを見て弟子は悟りました。

風性常住無処不周

 さて。この弟子は何を悟ったのでしょうか。師は何故、言葉を発せずうちわを扇ぎ続けたのか?これは要するに…

 「空気があちこちに偏在している」と知っていることにどんな価値があるというのだろう。「扇ぐ」という行為を通して、空気を感じられないと「空気が偏在している」というのを実感できないではないか。果たしてそんな状態に意味はあるのだろうか。

と言っているのです。

 つまり、知っているだけではダメ。僕たちは実践を通して知識を体験してはじめて値打ちが出る、ということを言っているのです。

楽しさの引き出し方

 だからこそ…学びて時に之を習うことは喜ばしいことなのです。

 知っていることを再度学んで修練を積むと、「楽しい」という喜びが分かるよ(修練を積まないと値打ちはない、つまらないことだ)と言っているわけです。

 自分を高めるというのは「意識高い系」などと揶揄されることがありますが、そんなことはどうでも良くて。高めることは楽しいことである、ということは間違いない。しかし、それはやったものにしかわからない。ならばやろうぜ、ということなのです。

 そして、それがビジネスの場合は信用信頼構築に繋がるのですからこんなにありがたい話はないのです。

 僕たちは真摯に感謝して自分を高めていこうではありませんか。


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