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ステレオタイプの罠@世界のキャリアに出会う旅

ネットで仕入れた情報はホント?ウソ?

世界一周を開始してはや50日。旅の約5分の1が終わり、今はニューデリーに滞在中。とはいえ、G20の影響で都市部は厳重な交通規制があり、どこへも行けない3日間を過ごしています、、、。G20が今年インドで開催されることは知っていましたが、詳細な日程と注意点などはチェックしておらず、悔やまれます、、、。
外務省のホームページにもしっかり記載されておりました。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=144410

実際にニューデリーを歩くと、都市部には車で行くことが完全に禁止されています。道路に進入禁止の柵が立てられ、警察官が街中にたくさんいる異様な光景です。ネットに記載されている以上で、日本では考えられないような厳重さを感じました。これはネットの情報は90%正しく、残りの10%は自分で現地に来たから分かった情報でした。つまりネットの情報はホントだけど、完全に正しいということは無く、自分で確かめてから初めて分かることもあるでしょう。


ランチに連れて行ってくれたインド人。インド人はめっちゃフレンドリー!

「こんなもんか」と思う自分に気づいた東南アジアの1か月半

東南アジアからスタートした世界一周。旅をしているとあることに気づきました。それは、「実際に来てみたけど、やっぱりこんなもんか」と思ってしまう自分がいることです。グーグルで「国名 観光地」で調べ、InstagramやTikTokで観光地の写真や動画を漁り、ある程度検討をつけて観光地を回る。でも実際に行ってみると「まあ、こんなもんか」と思う自分がいました。

インターネットやSNSの普及で情報が溢れかえっている今、電波を通じて検索し、観光地に行く旅が僕にとってはつまらない。検索するとある程度イメージできてしまうし、高精度の動画や写真を見ることで、自分の中である程度鮮明な固定概念ができてしまう。
あなたにとっての「旅」「観光」とはなんでしょう?GWや年末年始などの大型連休で、羽を伸ばして楽しむ旅行とは?一緒に考えてみませんか?


非日常が日常に

1か月半旅をしてきて、この旅生活が日常へと変化しました。国や都市を転々とする毎日。非日常が日常へと変化し、現地の日常を理解することこそが、僕にとっての旅の醍醐味となりました。
観光地ではない。ネットやSNSで調べても出てこない。約80億人分の1である目の前の人とコミュニケーションをとり、日常を理解する。

日本人同士でも全く同じ人がいないように、世界中で同じ人間はいない。国籍は同じでも育ってきた環境は違うし、考え方もまるで違う。
約80億人から1人でも多くの人と関わり、日常を理解する。
目の前のコミュニケーションに電波やネットは必要ない。リアルな世界がこの地球には広がっている。

さあ、明日もネットを必要としない“日常”の旅を続けて行こう…。


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