目標設定において欠かせないフロー理論について
年末年始は、目標設定をされる方が多くいるかと思います。
「できるだけ大きなことを達成する」「できるだけ長続きさせる」ために、私自身が大切にしている目標設定の考え方であるフロー理論について、まとめたいと思います。
フローとは何か
スポーツではゾーンであったり、エンジニアではHack modeとかと呼ばれたりもしている状態のことです。呪術師界隈では、黒閃と呼ばれてますね(尊敬する七海先輩の言葉を引用させて頂きます)
そのような状態に入ったときには、以下のような特徴が見られるそうです。
完全に集中しきっている
桁違いの生産性
時間の経過が早く感じる
幸福を感じる
フロー理論は、心理学者であり、幸福学の権威であるミハイ・チクセントミハイ博士によって提唱されています。
生産性高く大きな目標を達成しながらも、幸福に感じるって最高ですよね。
フローに入る条件
以下の5つがフローに入るためには、重要と言われています。
ほどよく挑戦的な目標であること
達成基準が明確なこと
現在地が確認できること
日々、やることが明確なこと
自分にとって価値あること
個人的には、1.ほどよく挑戦的な目標であることは、ポイントかなと考えています。図解すると、自身のスキルレベルが一定レベル以上あり、その中で少しジャンプした目標すること。強みを活かした目標設定が重要であるとされています。
フローの実践に向けて
自身がいかにフローに入れるように仕組み化するか
人によってフローへの入り方は違うはずなので、自分なりの①〜⑤の達成方法を見つけることが重要だと考えています。少しだけ、清水のTipsを紹介します。
清水のTips
目標を「仕事」「趣味」「家族」などの自分なりの項目に分けて、項目ごとの目標を極力シンプルに、挑戦的な目標にする
目標を定量化し、現状とのギャップを把握する
例)目標:マラソン2.5時間切りする ⇆ 現状:マラソン3.5時間
1つの行動目標を毎日記録する
例)月間走行距離を行動目標として、それを練習日誌としてスプレッドシートに書く。日報に書く。
毎日タスクリストを消化していくような仕事にする。前日に翌日のタスクリストを整理し、当日はタスク消化にフォーカスできるようにする
ポモドーロタイマーを設定して、仕事をする
仕事でも趣味でも、こんな感じで実行することを明確化したり、数字で振り返るようにするとフローに入りやすいなという感覚です。
あなたがマネージャの場合
自分がフローに入った先に、部下もフローに入れる状態にすることがマネージャの仕事だと考えています。適した難易度の目標設定。進捗を確認する定例ミーティング。やることの分解と明確化といったことが必要になると思います。
最後に
学校でのテストやラジオ体操のシール集めは、ある意味、フローを意識するためには、適したやり方だったのかなと思います。
社会人になって、自ら目標を設定して、高めていくためには、自ら目標設定して、フローに入り、幸福になっていくことが大事だと思います。
人に流されずに、自分にとって価値ある目標設定や幸福な生活を送れると良いなと思います!
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