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【読書】六波羅蜜とは?(成功の要諦 稲盛和夫 著)

始めに

おばんでございます。サムカフェオーナーのオサムです。

先日【成功の要諦】の記事を書きましたが、この本を読んで、初めてお釈迦様の教え【六波羅蜜】(ろくはらみつ)の詳細を知りました。

忘備録のつもりでアウトプットしておきます。

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六波羅蜜とは?

 六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行をいいます。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。(六波羅蜜寺HP)

人間が悟りの世界に至るための、六つの修行のことをいいます。
修行といっても、特別な場所に行って、特別なことをするわけではなく、
稲盛氏は六波羅蜜を以下の通り述べています。

◆布施(ふせ) ほどこす
自分がいまあることに感謝し、他に善かれかしと願い、他人さまに何かをしてあげることです。思いやりの心、やさしい心をもって世のため人のために尽くす事です。

◆持戒(じかい) つつしむ
人間としてしてはならないことを定めた戒めをひたすら守っていくことです。言い換えれば、人間として何が正しいのかと問い、その正しいことを貫き、してはならないことはしないということです。

◆精進(しょうじん) はげむ
人は生きていくために働かなければいけません。働くということは厳然たる人生の鉄則であり、お釈迦様は「ただ一所懸命に、誰にも負けない努力で働きなさい」とおっしゃっています。

◆忍辱(にんにく) しのぶ
苦しいこと、辛いことを耐え忍びなさいということです。人生は波乱万丈、今は幸せそうに思えても、いつ何時、苦難が押し寄せてくるかわかりません。その厳しい試練を耐え忍んでいくことが大切です。

◆禅定(ぜんじょう)心を静める
心を静かにすることです。荒々しい心のままでは、心を高めることはできません。多忙な毎日を送る中でも、心を静める事に努めなさいとお釈迦さまは説いておられます

◆智慧(ちえ) 学ぶ
今お話ししたような五つのことに、日々懸命に努めていくことで、悟りの境地、つまり偉大な仏の智慧に至ることができると言われています。
(本書248-249p)

稲盛氏いわく、日々の生活の中において、六波羅蜜の修行(行動)をしていく中で、心が高まってくる。

人生を生きていく節々で、
「善きことを思い、善きことを実行していけば、運命はよい方向へと変わっていくのです」と語っていた。

終わりに

仏教の教えは普段の生活の中では触れる機会のないことですので、知識として覚えておいてもいいなぁ~と感じました。

へばね~。




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