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今年も中学生に授業をします。

急に更新が続いてますが、ふふ、やらないといけないことから逃げているだけです。一個やろう!と思ったら、なかなか集中力が続かないのでこれまで記してこなかった活動を報告して行こうかなと思います。あ、もちろん明日までにやらないといけないことは後でやりますよ。

中学生に授業をさせてもらってます。

2022年から毎年秋に中学生向けの授業をさせてもらってます。グローカルのきのぴーさんからご縁を頂いて2年連続で担当させてもらいました。

1年目は校外学習的なイメージで、担当した学生を西陣にお連れしてsampaiってどんなことやってるの?を知ってもらう工房見学・ワークショップを行いました。

インターン1期生のルカが教えてます。

その後実際に学生たちの身の回りのものを使って何か産廃×アイデアでものづくりができないか?ということで最終的にはいらなくなった服からTシャツヤーン(Tシャツを解いて紐状にしたもの)を作って鍋敷を作ってれました。

フィードバック授業に突然連れて行かれてコメントする2期生さえこ。

この時も中学生からの疑問提起で「産廃を使ってくれる人がいるんだ!と安心すると逆に産廃を出してしまう事業者がいるんじゃないか?(出しても使ってくれるからいっか!ってなるのでは)」という疑問を投げかけられ、私もインターンも答えられませんでした(笑)これは目の付け所が鋭くて、ああ、こういうのを包括的にSDGsや循環を考えれてなかったら私たちも答えられないし、多くの企業も答えられないんだろうなと感じた点。

私たちにとっても向き合っていく宿題をもらいました。

ピュアな視点からの質問や疑問は本当に学びしかない!と感じた瞬間でした。

2年目は進路と生き方にもっとコミットした内容を。

2年目の授業では1グループ2コマずつ授業を担当させてもらい、(1)sampaiと地域について知る、(2)お悩み解決ヒコーキ、受験生の自分へ手紙とお守りを作ろう!、を実施しました。

2年目まさかのインターン2期生さえこが一人で行った会も…!

2023年度は私の都合が合わない日もあったため、念入りに打ち合わせしてインターンのさえこに授業を任せるというチャレンジも。
今回から授業のシートもたくさん書いてもらうように設定したので、1コマ目で学生たちの今の不安や悩み、現状を見て2コマ目の授業内容を少し変えるといった風にアレンジしました。

私たちが思っているより深い悩みや不安もあり、書き込んでもらったシートを見ながら授業の方向性を考えて、学生たちの目線にあった進行を考えるのは難しくもあり、学びの多い授業でした。

作り方を教える3期生トトちゃん。

受験生の自分へお手紙とお守りを届けるワークでは、sampaiに提供いただいている端材を利用してキーホルダーを作成しました。お手紙と一緒に封筒に入れるのですが、今つけたいの!という学生はそのままつけている人もいましたね。

この回の西陣織の提供は芸美堂さんという山科のお土産物を作るメーカーさんより提供いただきました。ここもmono-gatariへの来場をきっかけにsampaiに生地を提供してくれている企業の一つです。主に子供向けワークショップに生地を利用させてもらっています。

2コマ目のワークを通して「自分で自分の背中を押す」というイメージを持ってもらい、過去の自分が未来の自分を励ましたり、目の前の悩みを解決する役割になったりできるんじゃない?という、自分で解決してみる、解決の方法を探ってみれるようになればいいな。というゴールを持ちました。

実際このゴールは受けてくれたみんなが手紙を読んだ時、お守りを手にした時に効果を発揮するので結果はわからないんですけどね。

sampaiの授業がみんなの将来を見つめる一助になればいいなという思いで行っています。

今年はもっとできる?tuguも参戦。

大学助手として学生を教えてきたtuguが今年からこの授業作りに参戦予定。私だけではできなかった授業作りができそうで今から楽しみです。tuguの方が100倍学生に物事を教えるのが上手いので(笑)

もう少しものづくりに寄った授業もできるかなと思ったり。この秋に向てけtuguと一緒に準備していきます。

教え上手のtugu

今回もお話をくれた学校にも感謝し、最初のご縁を繋いでくれたきのぴーさんにも大感謝し、学生にちょっとでも多くの発見や体験をしてもらえるように頑張ります。



「sampai」とは

​​sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用するハンドメイドアクセサリーブランド。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを制作。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創出しています。

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/

<お問い合わせ> sampai 代表:宮武(頼 -tano- )
メールアドレス :tano.co.creation@gmail.com / TEL :090-8097-5232


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