自分の拙い活動を通じて自身を見つめる日記を書く
今年がんばりたいことは
アウトプットを増やすこと
なので、アウトプットの機会を強制的に得られそうなセミナーに参加してみた。
自分が今まで取り組んできた
結局下手なままのもの
に目を向けて、それに対する取り組みをテーマとして目を向ける。
そのままうまくならなくてもいいので、ありのままを受け止めつつ何かしらの変化を見つめるために日記を書くというもの。
その日記の書き方が面白くて、上段に活動の取り組みを書き、下段にその活動をメタ的に捉え直して注釈的に書くというもの。
日常の振り返りにもなるし、新たな発見がありそうで楽しそう。
ということで、普段から通っている「いつまでたってもうまくならないバレエ」をテーマにして早速やってみた。
2024/4/20
活動日誌
久しぶりの土曜日レッスン。
週の中で一番難しい先生のレッスン。
ポワントレッスン付き。
相変わらず振りが覚えられない。
2番のプリエで足の向きが動いてしまう。
身体がかたい。
身体を動かしたときに余分なお肉がついているのが分かる。
脚を上げたときに足りない筋肉。
すぐに引き上げ忘れるお腹。
拙いところだらけだけど、いつもより集中してレッスンしていると、心なしか先生がいつものレッスンより多めに指導しに来てくれる。
お腹を引き上げてスクエアの形を崩さない、脚は内ももから上げる、お腹と背中を均等に上に上げる。
頭ではわかっていても身体がついて来ない。
身体もかたくて筋肉もないから先生のように動かせない。
でも楽しい。
音楽にのせて身体を動かすことが気持ち良い。
いつも気にする時計を今日は見ることなくあっという間にレッスンが終わった。
注釈的日誌
日記のテーマを最初悩んでいた。
うまい時間の使い方をテーマにしようかと思ったけど、それってやりたいことをするための手段であって、表現とか制作の一歩手前の行為だから面白くないと思い、後で変えてもいいし、と下手なままのバレエをテーマにしようと思った。
最初バレエをテーマにするのは気が乗らなかった。
なぜなら、バレエ自体に不満はなかったから。
特にうまくなりたいという積極的な気持ちはなかったし、きれいな音楽にのせて身体を動かすこと自体が楽しく、一緒にいる人たちも心地よく、健康にもスタイル維持にも良いという理由で、その場に参加するだけで満足していたから。
ただ、バレエについて書くことを決めてレッスンに参加したら、いつもと違う感覚に陥った。
「ネタを集めなくては」という意識からレッスンに集中せざるを得ない。
自分の拙さを見つめ、そこを見つめるとちゃんとやりたくなり、先生の話をしっかり聞く、ちゃんと動かそうと一生懸命になる。
それがまた楽しい。
普段のレッスンでここまでしっかりやれていなかったことに気づいた。
ただ参加するだけで満足していて、ここまで集中して向き合えていなかったのがよく分かってしまった。
集中して向き合うのって楽しい。
これこそ時間の上手な使い方。
与えられた枠の中で全力を尽くす。
濃密で贅沢な時間の使い方。
まさかいつも何気なくやってるバレエでこんな新しい気づきを得られるとは。
日常を捉え直すことの面白さを知った。
日記ここまで。
明日もバレエあるので明日も書いてみよう。
何気なく続けてた日常も、切り取り方を変えると新たな気づきがあるのっておもろい。
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