論文初投稿そして却下の知らせ
生まれて初めての学会への投稿論文を終えて、審査結果待ちになりました。ネット情報を見ると、査読結果が返ってくるまで半年やら3か月やらとにかく時間がかかるということは知っていました。そして、1回目でいきなり「掲載可」が来ることはほとんどないことも知っていました。
ただ、ただ、なぜかこの時の私は自信満々でした(笑)。なぜか?指導教授の厳しい指導を潜り抜けたから、多分大丈夫という変な自信です。ただそれだけの何とも根拠のない自信です。
で、たまに改めて学会誌を手に取り、他の方の論文を読むと、「レベル高すぎて、やっぱり自分の論文はだめかもしれない」という自信喪失をしてみたり。。。まぁ~私の分野では最も査読が厳しい雑誌なんで。。。
しかし、結果待ちでだらだらもできないので、これが掲載可となったとして、次の研究にも取り掛からないといけません。なにせ、3本論文を掲載しないといけないのですから。なので、同時進行で次の論文にも着手しました。次の論文は実証研究なので、投稿形式としては原著論文となります。こちらは、ストーリーを作るので、調査していても、論文の構成を考えていても、なにかとても楽しかった気がします。
2本目の論文に取り掛かり始めた、投稿から3か月後の11月末に学会事務局よりメールが届きました。
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編集委員会の厳正なる査読により、結果は「評価D」となりました。
この評価により、「(雑誌名)」では、掲載不可とさせていただきます。
何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
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ということで、リジェクト洗礼を浴びました。なにかとてもとてもショックを受けた記憶があります。翌日からは魂が抜けたような感じになっていましたので、査読者からのコメントを開くこともできず、3日間放置していました。
しかし、3日後勇気を振り絞って、査読者からのコメントを見ると・・・
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査読者1 D 全然ダメ 全然ダメ まったくだめ こんなんだめ
査読者2 D なんじゃこりゃ よくわからない 何が書きたいの
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みたいなことが、延々と書かれており、心をえぐられえぐられ、えぐられまくりました(泣)。しかも査読者2人ともD(掲載不可)
たぶん、1週間くらい修正する気もなく、論文を書くわけでもなくただただ、落ち込んでいたところ、指導教授からメールが。
「コメントちゃんと読んだ?Dだけど、二人とも、再投稿を待っていますみたいなことを書いてあるよ。だから、あきらめずに構成をやり直して投稿しよう」という激励の連絡がきました。
確かに、よくよくコメントを見ると、コテンパンに書いた後、最後に期待はしているよ的なコメントがちょびっと書かれていました。このちょびっとのコメントで、若干心が立ち直りました。
このちょびっとの心で、2回目の再投稿に向けて動き出しました。
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