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誰かから強く愛されたいという願望と恋愛依存 その2

恋愛をすると苦しくなる。
それは「自分を愛してくれない人」ばかりを追いかけるから。
でもこの行動を止めることもできない。
自分から相手を切ることができない。

そもそも私の恋愛のスタート地点は
「自分には価値がない」という思いから始まっていました。
恋人を探すのは、この後です。

自分には価値がないから「恋人がいれば自分の価値が上がるはずだと思った」のです。
人の価値に「上がる」「下がる」はないのですが、当時の私はそう思っていました。

次に恋人探しが始まりました。
「自分には価値がない」という思いが強くなればなるほど、相手探しも必死になりました。
私の恋人になってくれそうな人を探す。ここが要注意地点です。
なぜなら、自分には価値がないと思っている人は、自分を無価値に扱ってくる人をなぜか見つけてしまうからです。

しばらくすると次の恋人が見つかりました。
私と同じように心の底では「自分には価値がない」と思っている人でした。
(そもそも「自分には価値がある(有価値感)」がある人は、強い無価値感を抱えている人とわざわざ付きあいません)

そこからお互いが密かに感じている「無価値感」を埋めるため、恋愛というベールにつつまれたせめぎ合いが始まりました。

私にとって他者を好きになることは、時にとても便利な道具でした。
なぜなら、自分の内側にある「苦しみ」に向き合わなくて済んだからです。

私はこの恋愛依存のループから、どうしたら抜け出せるのか模索しながら苦しみ続けていました。

つづく。

同じような苦しみの渦中にいるのなら、ご遠慮なくご連絡くださいね。
大丈夫、あなたは一人ではありません。