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「人の気持ちが気になってしょうがない。」
こんにちは。なみだサポート協会カウンセラーのSammyです。
突然ですが、あの人にこう思われたらどうしよう。
あの発言で、あの人の気分を害してしまい嫌われたらどうしよう。
なんて不安にかられたことはないですか?
以前の私は常にこのような不安でいっぱいでした。
この不安のループがなぜ起こってしまうのかはわかりませんでした。
ただ、周りの人の気持ちばかりが気になってしまうことが止められない辛い状況が続きました。
小4のころ、友人と遊んでいる流れでみんなとスーパー銭湯に行くことになりました。
楽しそうだから行ったものの、母は私の行動をあれこれ制限する人で、事前に許可をとってないことをすると激しく怒る人でした。
そのため許可なくスーパー銭湯に来てしまった罪悪感と母から叱責される恐怖でせっかくのお風呂時間を楽しめませんでした。
家に帰って母に恐る恐るスーパー銭湯に行ったことを告げると、「そうなんだ。」と何事もなく終わりました。
私はホッとした気持ちと同時にどういう理由で母が怒るのかわからない不安で混乱しました。
このように幼少期は母が怖くて、何をしていても常に不安が付きまといました。
その後も「母に嫌われたら生きていけない。怒られるのが怖い。」という思い込みが抜けず、母に対してだけでなく、あらゆる人間関係にも同じような不安が付きまといました。
やがてテープ式心理学講座に出会い、まったく違う視点での学びが始まりました。
その講座の中で創設者である仁先生が、ある人に向けた言葉が
自分を見つめ直すきっかけとなりました。
「まずは自分との調和が大切なのではないですか?周りとの調和はその後、どうにでもできるのではないですか?」
この言葉を聞いて「自分との調和」について考えることになりました。
これまで周りの人の気持ちばかり気にして生きてきたので、「自分との調和」といわれても、最初はよくわかりませんでした。
でもテープ式心理学講座を受講し続けるにつれて、内面に向き合うことにより自分の本当の気持ちが見えてきました。
その後も小さな出来事で心が動いたら、「今何を感じた?」「今ネガティブな気持ちでいる?」など、細かく自分の内面との対話を続けています。
自分の本当の気持ちに真剣に向き合うというのは、ネガティブ感情も多々出てきて大変な作業でもありました。
これを続けるにつれて「見て見ないふりをしてきた気持ち」に気づき、それを解放していくという作業へつながりました。
いつも自分が食べたいものを食べて、着たいものを着ているから漠然と、自分の気持ちに気づいていると思っていましたが、長年置き去りにしてしまった小さな心の声を聞いてあげるのと、日常生活の心の声とでは全然違いました。
本当の自分とつながることは、簡単なようで難しい、でも一度心の声を聞くと確かにそこに自分がいるという感覚がつかめる。
世界で一番大切な私とつながることは、何よりも誰よりも優先していいことなのです。
そして、「その他のことは、後からどうにでもなる」というのも本当でした^^
誰かの助けが必要な時は、もしよろしければお力にならせてください。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。