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-バツイチ、アラフォー恋をする-

恋の始まりかもしれない。

彼からの連絡を待つ、LINEの返信に一喜一憂する、何気ない会話に幸せを感じる、会いたいと願う、気付けば彼のことばかり考えている・・・。

でも、これはきっとまだ片思い。

自分に好意を抱いていくれているという確信もないまま、いつまでこの気持ちを継続できるかはわからない。

交際の先に結婚・出産を見据えている私には、もう時間がないからだ。

だから、同時進行で様子見。

世間はそれを二股と呼ぶのか。


noteを始めて約30日の間、日課のように連続投稿をしていた。

主に自分の恋愛遍歴をupしていたわけだが、その連続投稿記録が突如として途切れることとなったのは悔やまれる。

途切れた理由は、新しい出会いの連続にウツツを抜かしていたからに他ならない。

その日は、お昼にマッチングアプリのtappleで知り合った男性とランチをし、夜はTinderで知り合った年下くんと飲み、そしてその後またランチした男性がやっているお店に飲みに行った。

まさかのマッチングアプリのハシゴ酒。

それぞれ4時間くらい一緒にいたから、妹への報告量が多すぎて、終電で記事を投稿することもすっかり忘れてしまっていた。

私はいつも、出会いの詳細を含め日常のありとあらゆることを妹に話している。

過去の恋愛の話については、一部私よりも妹の方が詳しく覚えていたりするくらいだ。

妹と盛り上がる思い出話は、たいていは当時の恋愛相手と共にある。

妹は、すぐに恋に落ちる浅はかな姉の相手にいつも冷静なジャッジを下すのだが、この日はいつもと少し様子が違っていた。

私からの情報で、知り合った男性の一人がどうも地元で有名な人らしいということで少しばかり興奮していたようだ。

話を聞けば、彼は私に告げた年齢よりも10歳ほど上であるであろうこと、結婚しているような情報もネットに上がっているということ、総合すると信用できないということであった。

現在、上記事実につき、本人からは否定されている。

翌日もその詐称疑惑の男性と会った。

初めて会った日もそうだったが、連日彼の知り合いのお店に連れて行ってくれる。

もし彼が結婚していたら、そんなことできるだろうか?

甘い考えが警戒心を解いていく。

ただ、今回の恋のお相手は彼ではない。

彼の笑顔にときめきは覚えるも、好きかもしれないという戸惑いの感情に留まっていた。


先の年下くんも、意外とデートに誘ってくれている。

初対面の日に、「(私のことを)いいと思っている」と伝えられてはいたものの、彼から恋愛の積極的好意は感じられてはいない。

私が壁を作っているだけだろうか。

だから、2回目の食事の帰りに、彼から手を繋がれた時には驚いた。

「イヤだったらいいよ」とキスを繰り返してきた彼は、年下だけどSで攻めてきた。

拒まなかったのは、別にイヤではなかったから。

ただ、照れはしたけれど、ときめきはしなかった。

3回目のデートの日も同じ。

食事終わりで不意打ちで唇を奪われたけど、もっと一緒にいたいとか思えなかった。


今私が、会いたいと切に願う相手はここにいない。

コロナの影響で仕事が減って時間ができたからと、地元に戻ってきていた彼と知り合ったのはTinder。

婚活方法として、マッチングアプリを並行していくつかしているけれど、やっぱりTinderが一番マッチ率が高いし比較的すぐに会うことができる。

それはみんなの目的がヤルコトだから?

マッチングアプリで出会った男性7人目(内Tinder6人)、不覚にもセックスアピールを感じてしまった。

居酒屋で飲み続けること5時間、さらに2時間一緒にいて子宮が疼いた。

なぜだかわからない。

顔立ちは確かに好きなタイプではあるが、髪型が似合っていない。

服装も好きぢゃない。

身長だって私の方が高い。

美食家どころか筋肉マニアだ。

でも、この男が欲しいと思ってしまった。

なんで好きなのかわからないのが恋ってものでしょう。

好きだなんて告白されたわけでも、ましてや付き合おうなんて言われてもいない相手に、つい身を委ねてしまったのは恋の暴走。

予定通り東京に帰ってしまった彼を想ってnoteを綴る。

バツイチ、アラフォー恋をした。


私に幸あれ。

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