アダム・グラント著『GIVE&TAKE』は単純に与える人が成功する話ではない①
最近、「GIVEします!」というタイトルの投稿が増えた気がする。20代前半の子が流行に乗って言ってることもあるのだけれど、30代、40代、ましてや一流大学の教授、年商100億円企業の経営者が投稿しているのを見ると、この人たちは、アダム・グラントの『GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代』の本を、本当に全部読んだのだろうかと疑問に思う。この本は、決してそんな単純な、そして情緒じみた話をひたすら述べた400ページにわたる本ではない。
この本は、何度も読めば読むほど、明らか