株式会社Samaria経営者

山﨑優子/株式会社Samaria (https://samaria.co.jp)。村上…

株式会社Samaria経営者

山﨑優子/株式会社Samaria (https://samaria.co.jp)。村上春樹がクーリエジャポンの取材で、「表現の自由とは、遠慮なく言えること。自分の言ったことが間違っても、それを社会がある程度許すこと」と答えた。私も、怖がらず、正直に自分の気持ちに光を当てて行く。

最近の記事

次世代のスティーブ・ジョブズが逮捕される~VCと起業家の駆け引きの裏側

先日、革新的な血液検査技術をうたって投資家を欺き、多額の資金を集めたとして詐欺などの罪に問われた米ベンチャー企業セラノスの創業者、エリザベス・ホームズ被告が逮捕された。VCや投資家から380億円資金調達し、一時、時価総額は8000億までに膨れ上がっていた。 スタンフォード大学を中退して起業した彼女は、ポストスティーブジョブズと言われ様々なメディアで取り上げられていた。 数滴の血液から様々な検査結果が分かるという事で、2000年代初頭から有名になり、スティーブジョブスの次世

    • アダム・グラント著『GIVE&TAKE』は単純に与える人が成功する話ではない③

      まさか3話まで進むなんて思ってもみなかった。こんなしょぼい経営者が偉っそうに組織論話すなんて、頭に来てる人もいると思うが、ここは表現の自由ということで。 ②まではテイカーとマッチャーについて述べてきた。まずマッチャーの複雑な対応について述べる。 マッチャーと一緒に仕事をするときは・・・ マッチャーでも私の今周りにいるマッチャーは、とてもテイカーに似ている。似ているが、一番異なるのは、こちらがやったことに対してはきちんと覚えておいていてくれる。だから、報酬にも何も言わなくて

      • アダム・グラント著『GIVE&TAKE』は単純に与える人が成功する話ではない②テイカーとマッチャー、最後にギバーを知る

        ①では、単純にGIVE&TAKEの本が単純に与える人が最後は成功するというだけの話ではないと述べてきた。しかもアダム・グラントは「世の中のほとんどがマッチャーだ」と言っているにも関わらず、なぜか自分をギバーだと勘違いしている人が異常多いということにも触れてきた。ここでは、そもそもテイカー・マッチャー・ギバーの定義を自分なりに解釈してみたいと思う。 テイカーとは!?テイカーの特徴を私が知る限りで述べたいと思う。これはあくまで私の考えなのでご理解いただきたい。 ①器用でコミュ

        • アダム・グラント著『GIVE&TAKE』は単純に与える人が成功する話ではない①

          最近、「GIVEします!」というタイトルの投稿が増えた気がする。20代前半の子が流行に乗って言ってることもあるのだけれど、30代、40代、ましてや一流大学の教授、年商100億円企業の経営者が投稿しているのを見ると、この人たちは、アダム・グラントの『GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代』の本を、本当に全部読んだのだろうかと疑問に思う。この本は、決してそんな単純な、そして情緒じみた話をひたすら述べた400ページにわたる本ではない。 この本は、何度も読めば読むほど、明らか

        次世代のスティーブ・ジョブズが逮捕される~VCと起業家の駆け引きの裏側