【櫻坂46】Nobody's faultの歌詞がめちゃくちゃニーチェ哲学な件
櫻坂46の1stシングル表題曲である「Nobody's fault」の歌詞が言っているのは「強く生きる」にはどうすればいいのか、である。
そこで秋元康が用いているのが「ニーチェ哲学」だ。
ニーチェ哲学とは、ニーチェの有名な言葉で「神は死んだ」とあるように「宗教」というみんなで信じていた物語が世間から受け入れられなくなった時代に出てきて、価値観の飴を割り箸でグルグルと回されるように、飴が固まっていた時代の安定が失われ、誰もが生き方の路頭に迷った時代に生まれた生き方についての考え方だ。
それを欅坂46から改名した櫻坂46が歌うこと、また今の時代の状況、つまり、価値観の飴を割り箸でグルグルと掻き回されている、グループの過渡期、時代の過渡期の核心をついた歌詞を書く秋元康はやっぱり凄い。
では、「強く生きる」とは何なのか?
それは「主体的」に生きるということだ。
主体的に生きるとは簡単に言えば大人になれ、ということだ。
大人になるとは何なのか?
それは「自分を今を生きる」ということだ。
不平不満を誰かのせいにしたって何の解決策にもならないことに早く気づいて、自分がどう変わるかを考える。自分の不平不満を解消する為に他人を変えようとしている人ほど勝手に絶望して、また不平不満ばっかり言っている。大人とは、どんなに諦めても前を向き続ける。その為には、今、目の前にあることを一生懸命に取り組んで、成功しても失敗しても全部、肯定すればいい。一生懸命取り組んだ時間が将来必ず素敵な思い出となって自分に返ってくるから。
「強く生きる」とは、誰かのせいにしないこと。
つまりは「自分を今を生きること」だ。
この世界=「誰か」を変えよう(誰かのせいにする)なんて何の解決策にもならない
それではなんの解決策も出てこなくて目の前に何も見えてこないだろう
原因は全て自分にあって、将来の窓は締め切られたままで曇って何も見えない
それでも生き続けたいのなら考え方を改めろ
誰かのせいにしたって結局は不平不満が残るだけ
自分の行動に責任を持てよ
誰かのせいにして勝手に絶望してないで、早く前を向いて進め!
自分が立ち止まったままでも、世界は動き続けている
どんな形だっていいから強く前を向き続けろ!
この世界は誰のせいでもないんだから
また試練に背中を向けるのか
「ずるい大人」(反応的=子ども的)になって、誰かのせいにすることばっかりでうんざり
誰かのせいにする言葉なんて言うな、そんなこと繰り返していても何にもならない
できるか、できないかじゃなくて、やるか、やらないしかない。
やらない理由探しをいい加減やめろよ
御託を並べて過去を美化するな
過去と向き合い、糧にして今を生きろ
どんなに凄い専門家だって、一つ一つの知識の集合体なんだ。自分から行動に移して経験してみれば分かるだろう
一つ一つ、目の前にあることに一生懸命に取り組めば大きなことをいつか成し遂げることができる
そのためには、誰かのせいにせず、自分のせいにもせず、強く生きよう
この世の中にあること全部にシロクロつけなくていい 疲れるだけだから
不平不満は誰かのせいでも自分のせいでもない
世の中は複雑に絡まりあっている
単一の原因があると思うな
そんなことに頭を悩ませるより前を向いて今を生きるよう
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