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人間は考える葦のはず

札幌に来てから4年目に入ります。
まだ4年目か!という気持ちと、もう4年目か!という気持ちがぶつかり合っています。

たった3年半の間に、地震によるブラックアウトと、コロナウイルス流行による緊急事態を経験するとは。笑

それよりも、3年半の間に急に自分のお店を出して、結婚して子どもができた!ということの方が衝撃かもしれない。笑

札幌に引っ越した当時は本当に貧乏で、家具や家電はすべて人から譲ってもらったり格安で買った人のお下がり。死なないために毎日、何時だって考えることをやめなかったのを覚えています。

月々の支払いで削れるところはすべて削り、食費は月1万円以下、支払いは一時的に全リボに変更し、半年後にまとめて返済しました。最悪、アンミカみたいに教会の炊き出しでも行けばいいやって思って生きていました。

とにかく最低レベルの収入で、どこまでやれるのか。
考えて考えて、楽しく生活することができました。

お金は本当になかったけど。まあ今もないけど。笑

「とにかく考える」ことが自分の強み。

人間は頭を使うことができます。
どんなに窮地に陥ったとしても、諦めずに打開策を考えることができます。

流行りのPDCAサイクルのように、考えて試してフィードバックして、の繰り返しです。pDACくらいの規模感。

残念ながら現代、ツルハやスーパーに毎日できる行列を見ていると、そこまで必死に頭を使って生きている人は半分もいないような気がしてきますが…。

生活必需品のサプライチェーンが国内で回っている日本で、それが途切れることはほとんど無いのにね。扇動されすぎです。

常に、何が自分にとって最善かを考えること。
考えてシミュレーションして、フィードバックしてまた考えて。

気づけば2、3時間経ってしまっているくらい考える。

最善策というか、自分にとってベストなアイディアはどこかに必ず眠っているんだけれど、それを探し当てることの難しさと大変さですよね。

でも、力を持たない私たちは、嫌になってもそれを考え続けることでしか、道は見えてこないんだと思っています。

人間に与えられた武器、「考える力」を易々と放棄してはならない。それは愚の骨頂です。

人間は考える葦である。

パスカルが述べた言葉ですが、真理だなと思います。

僕にとって大切な哲学のひとつなので、メモ書き程度にここに残しておきます。

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