【開発秘話】Z世代の着眼で生まれ変わった写真プリントアプリ「コンビニフォト!」
スマホの写真を全国のコンビニエンスストアから簡単に出力できる写真印刷アプリ「コンビニフォト!」。リリースから4年が経った今年、大幅なリニューアルを行い“写真を使って誰でも気軽に推し活グッズも作れる”アプリに生まれ変わりました。
ここでは、リニューアル背景やZ世代の若い力を活かした開発の舞台裏に迫ります。
「コンビニフォト!」とは
リニューアルポイント
今回の大幅リニューアルで大きく変わったポイントは3点。
①「推し活」向けのデコレーション素材を追加
② 編集の自由度がアップし切り抜き機能も搭載
③ シールプリントを想定したアプリ仕様への変更
これまで、思い出を写真として残すためのアプリだった「コンビニフォト!」に、近年新しいカルチャーとして広がりを見せている「推し活」要素をプラスして生まれ変わりました。
(詳しいリニューアル内容はこちらのリリースをご覧ください。)
「推し活」に着眼したのは若手マーケター
今回のリニューアルプロジェクトでディレクターとして陣頭指揮をとったのは、マーケティングチームに所属するクレオ。新卒入社4年目の若手スタッフです。
彼女は普段から各サービスの売り上げ数値の分析や市場調査を行っています。「コンビニフォト!」のデータ分析をする中で、“もっと「推し活」に使いやすいアプリにすれば、ユーザーの幅が広がるのではないか”と考え、リニューアルの設計を組み立てていきました。
近年コンビニプリント市場は変化・拡大しており、従来の文書や写真印刷にとどまらず、キャラクターコンテンツやシールプリントなど用途が広がっています。写真を用いてオリジナルグッズを作る「推し活」ユーザーが利用することも多いのだとか。
写真プリントを目的とした「コンビニフォト!」でも、お気に入りのキャラクターやアイドルの写真をアプリ内でデコレーションしてプリントアウトするユーザーが年々増えており、「推し活」と写真の相性の良さを感じていたようです。
ただ、安易に「推し活」に特化した機能追加をしようとなったわけでなく、ユーザーのアプリ内行動、アプリの起動率、出力(印刷)状況など、あらゆるデータ分析と調査を繰り返してリニューアル内容を固めていきました。
(詳しく書けなくてちょっと残念ですが、取材しながらいろんな資料を見せてもらいびっくりしました…!)
いまや年代問わずに親しまれている「推し活」ですが、そのメインユーザーといわれるのがZ世代。
クレオ自身がZ世代にあたることもあり、「どうしたらこのアプリを使いたいと思えるか」「推し活シーンでどんな機能が求められるか」を、一番身近に自分ごととして考えられたのかもしれません。
「右も左もわからなかったけど、とにかく使命感で突き進んだ」
リニューアルプロジェクトを終え、苦労した点や感想をクレオに聞いてみました。
アプリのリニューアルからもうすぐ1ヶ月。予想を大きく上回る利用率と売り上げを記録し、一気にソルトワークスを牽引する主要サービスのひとつとなった「コンビニフォト!」。
インタビューでは「ディレクターだなんて凄いことできた立場じゃないです…」と非常に謙虚なクレオでしたが、若手ならではの発想力や柔軟性に加え、入社以来実直に市場調査や数値分析に取り組んできた経験があったからこそ、今回のプロジェクトリーダーとしてはこの上ない適任だったのではないでしょうか。
各現場でZ世代のスタッフが大活躍
今回のアプリリニューアルには、クレオ以外の20代スタッフも多く関わっていて、あらゆる場面で若い力が活かされています。
開発に携わった若手メンバーにも少し話を聞いてみました。
【グラフィック担当】
アプリに収録するスタンプ素材は、すべて社内のデザイナーが描き下ろしたオリジナルデザイン。グラフィックデザイナーのまるこは、「推し活」関連の中でも“推し文字”のスタンプを数多く手掛けました。
───「推し活」向けのグラフィックでこだわった部分はありますか?
まるこ:「推し活」ユーザーだけでなく、既存ユーザーにも親しんでもらうため、汎用的すぎず個性的すぎないデザインを意識しました。「推し活」というと個性的で派手なイメージが強いですが、そこに”おしゃれさ”や“デザイン性”といった要素を加えてちょうど良いバランスを目指しました。
「推し活」で使う言葉って結構ネガティブなものも多いんですよね。例えば「しんどい」とか「無理」とか。それをグラフィックで表現する際は、ポップさやキラキラ感を出して、言葉とは逆に前向きな印象を与えられるように工夫しました。
───制作の中での苦労はありましたか?
まるこ:自分よりずっと年下の中高生に刺さるトレンドを探る難しさはありました。普段から下調べをして根拠をもとにデザイン制作をするようにしていますが、「推し活」は私自身も未知な部分も多かったので、そこを理解するのが意外と大変でした。
SNSはもちろん、とにかくいろんなところから情報をインプットしましたね。テレビのアイドル番組に出てくるテロップなんかもたくさん見ました。
【アプリ開発担当】
リニューアルに関わるシステム改修を担当したのはアプリエンジニアの次郎。半年前に入社したばかりの駆け出しエンジニアながら、iOSの開発業務を担いました。
───入社後初の業務が今回のリニューアルプロジェクト。苦労した点や学びはありましたか?
次郎:機能ごとに作業を洗い出してできる部分から手をつけていきましたが、知識面で理解が追いつかず時間が足りなくなることもしばしば…。悔しさや申し訳ない気持ちが大きかったです。ただ、一つのサービスにしっかり関われて、一連の業務の流れや会社全体の動きが把握できたので良い経験になりました。
コンセプトが明確だったので、「このターゲットだからこういう機能にするんだ」と納得しながら作業を進められました。
事業会社ならではの学びだと感じたのは、機能一つ追加するにしても“その機能をつける意味”をあらゆる側面で検討しているということ。もちろん使いやすいアプリであることが大前提ですが、機能追加の判断基準にマーケティング的観点も含まれているということを知りとても勉強になりました。
───若手が頑張っている環境は刺激も多かったのでは?
次郎:そうですね。クレオさんをはじめ、僕より若い方々が活躍しているのを見ていると、自分ももっとやらなきゃという気持ちになっていました。
今回は自分自身悔しいことも多かったので、この気持ちを次の仕事に活かしていきたいです。
【SNS動画担当】
「コンビニフォト!」では、プロモーション活動の一環として、SNSも積極的に運用しています。入社1年目のWEBデザイナー ゆめぐりは、今回SNS用のショート動画の作成を担当しました。
───ショート動画はこれまであまり活用してこなかったですが、やることになったきっかけは?
ゆめぐり:ターゲット層を考えると動画を使ったPRが効果的ではという話になり、TikTok・Instagramに最近若者の間で流行っているLemon8を加えて動画投稿をすることになりました。
動画作成は未経験でしたが、プライベートで「推し活」をしていることもあって、下調べは楽しかったですし“見たくなる動画”がどういうものかは理解しやすかったように思います。
───動画作成にあたりどんなことを意識しましたか?
ゆめぐり:見ていてストレスのない30秒程度の長さになるような編集を心がけました。30秒って思っている以上に短いんですよね。いざ作ってみるとあれこれ入れて長くなってしまい…情報を削ぎ落とす作業は苦労しました。
飽きさせないように効果音を入れたり、視覚情報だけでなく音声情報(ナレーション)を入れたりと、私自身が日頃見ているTikTokからヒントを得ることも多かったです。
企業がやっているSNSではありますが、“友達感”や親しみを感じてもらえたら嬉しいです。
「推し活」という新たなシーンでファン拡大を図る「コンビニフォト!」。
大幅リニューアルの影には、各部門における若手スタッフの力が結集していたことがわかりました。
これからも世の中のニーズに合わせてブラッシュアップし続け、写真プリントの新たな可能性や価値を提案し続けてまいります!
「コンビニフォト!」の活用術や最新情報はSNS(Instagram・TikTok・Lemon8・)で積極的に配信中。ぜひチェックしてみてくださいね★