見出し画像

アメリカで日本式のエアコンを買おうとしたら200万円だった話 その2

エアコン…それは文明。

ジョークでは無く。
それこそ今こうやって南の地方に工場が作れるようになったのもエアコンのお陰らしいですからね。

いつもの事ながら発明はアメリカンで、日本の超絶天才エンジニアたちが、レベル上げまくった歴史も面白いです。

とういわけで、効率の良い日本メーカーがこっちでも一番信頼を得ています。アメリカのメーカーも傘下に入ったりね。凄いと思います。頑張れニッポン!

早速メーカーサイトから認定されているコントラクターに見積もりを頼んだところ、大忙しという事で、グーグルマップで家を確認し、とりあえずのザックリの数字を出してくれました。すると…

業者:室外機1、室内機4で、$13Kから$15Kです。

ちょっとオマケして1ドル130円で計算しても169万から195万じゃねーかい!!
も、もし地下室にもう1台ってなったらどうなります?

業者:それだと室外機のレベルも上がるのであと$3000ドルくらいかかります。

業者:あ、ちなみに7月にメーカーが一斉に値上げするんで、注文早めにした方がいいっすよ。また質問があったら何でも聞いてください!

あ、ありがとうございます…。

ガチャ。

高くね!?
高い!アメリカおかしい!

だってさ。日本だとエアコン1台10万円前後で、取り付け2万円くらいじゃなかったっけ?

アメリカは高めとは言え、4、5台ならせいぜい100万円くらいかと思ってた。エアコン自体はネットで価格を調べればわかるけれど、日本と較べてうんと高いわけでも無い。

つまり業者が100万以上の取付費用取るって事?

おかしいでしょ?どう考えても。それともボッタクリ?

それでネットで色々調べたんですが、本当にこんな相場みたいなんです。別の業者やメーカーの見積もりを取ろうかと思いましたが、2年前にハンディマン使って1台(スペック高目のやつ)付けたという近所の人も5000ドル(65万円)くらいかかったって。汗

そこでユーチューブを見ると、アマゾンで売っているような中国の安いメーカーを自分で取り付ける動画がたくさん出回っているんです。

私はそんなことは絶対しないですが、気持ちはわかるわ…。
これだと10万円でできるもんねえ。

こういうとこじゃないんですかね?
いつの間にか素晴らしい日本メーカーの製品が現実的に手に入れられなくなっていくの。
我が家はアメリカの一般家庭としては、ごくごく普通なのに、こんな当たり前の商品に躊躇しているわけです。

どうする?

じゃあさ。せめてリビングだけでも1台つける作戦にしない?

やだ。

どうせだったら、いっぺんに5台やろうぜ。

Chee:まあね。中途半端よりはいいかもしらん…だがその価値ある?あとさ…気になる事があるんだよね。

夫:何?

Chee:光熱費。
日本式エアコンは効率が良いから寒い地方でも暖房の助けになるって触れ込みだけれど、この辺は昔からガスが最強って常識だったじゃない?だけれどもこのウクライナ情勢やインフレで、また色々条件変わってきているし、その辺を調べてみたいんだよね。ガス vs 電気。

折角、大金払って取り付けて、もっと金かかるってなったら最悪じゃんよ。

夫:そうだな。去年の請求書のファイルあるからそれでスプレッドシート作ってみる。

Chee:ありがとう。あとさ。もう一つ気になる事があるんだよね…。まあいいや。まずは光熱費からかね。

続く!

追記:前回の記事で、ボストンの一番近くの原発は福島型と書きましたが、2019年に永久に停止したそうです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?