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【第1回】X-H2で動画も画像もRAWで撮影したい

長らくOLYMPUSとFUJIFILMを推してきましたが、6月よりX-H2に一本化することにしました。その理由は、NINJYAⅤ+(ニンジャファイブプラス)を経由すれば8KのRAWがとれるので、秒間30コマの8KのRAW画像を得ることができるためです。以下にロマンを述べてゆきます。


動画と画像をRAWで同時に撮影したい

これが最大の理由です。最近はInstagramでもリール機能をはじめとして、動画が主流になってきました。モデルの人に、リールを撮ってみたらどうだと言われ、半信半疑でやってみると、意外に簡単。思い起こせばこの8年間くらいは画像ばっかりやってきたので、動画への野望が再燃してきたのです。


RAW動画を撮影できる機種一覧

RAW動画もRAW画像もしっかり撮れるミラーレスは、最高だと言われているのがNikon Z9ではありますが、高すぎるので今のところ現実な機種は以下の通り。

Sony ILCE-7SM3 (Sony A7S III)
Sony ILCE-7RM5 (Sony A7R V)
Sony ILCE-1 (Sony A1)
Nikon Z6
Nikon Z6 II
Nikon Z7
Nikon Z7 II
Nikon Z9
Fujifilm X-H2
Fujifilm X-H2S
SIGMA fp
SIGMA fp L
Canon EOS R5
Canon EOS R6 MKII
Olympus OM-D E-M1 Mark III
Olympus OM-1
Panasonic GH5s
Panasonic GH6
Panasonic S1
Panasonic S1H
Panasonic S5
Panasonic S5II X

NikonとCanonはカメラもレンズも高すぎますし、サードパーティー製の選択肢がないため(マウントアダプターを使う手があるが。。。)、候補から外れました。

SIGMAとPanasonicのLマウントは魅力的ですが、オートフォーカスが弱い

Sonyは一番の王道になるかと思います。しかしながら、カメラ本体がRAW動画が撮れる機種は50万近くするため、ちょっと高い。加えて、昔からsonyは手ブレに弱い印象がありました。

PanasonicとOlympusのマイクロフォーサーズマウントは動画には有利なのですが、背景ボケに限界がある。あと、売るときに安くなりがちなのです。

結果、Fujifilmに至ったのですが、次にメリットとデメリットを書きたいと思います。


結論、X-H2はコスパが最も良い

静止画では新しくなったXF56mmF1.2 R WRが12万円でかなり高くはありますが、売っても高いレンズのため、価値があります。神レンズの35mmF1.4を使うことができるのもうれしいです。

動画ではNINJYAⅤ+をつければ8KのProresRAWを扱うことができるという抜群の優位性です。気になるのがパソコンを買い換えしなければ8Kを扱えないのでは。。。という懸念があります。その際は、以下の妥協策を考えました。

8K動画にパソコンが編集できない時の妥協策

おそらく、パソコンはi7~i9かRyzen7~9で、RTX4070以上のビデオメモリが必要だと思いますので、軽く30万以上はすると思います。

それだとX-H2のコスパは本末転倒。以下に妥協策を考えました。

・CinemDNGに変換できるソフトを待つ
・8KのProresHQのF-logで妥協する
・8Kのフィルムシュミュレーションで妥協する

というわけで、X-H2に使用と思い至ったわけです。長くなったので、次回につづきます。


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