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価格設計ってどうして大切なの?

こんにちは。サロンの窓口編集部です。

価格設計は非常に大切です。あまりに安すぎる価格では、仕入れや人件費といったコストを差し引くと利益が雀の涙程度になってしまう場合があります。

かといって、高すぎる価格に設定すれば、顧客から「コスパフォーマンスが悪い」と感じられて客足が遠ざかってしまうものです。

顧客離れを防ぎつつしっかりと利益をあげるためには、入念な価格設計を行い、適切な価格を設定する必要があるのです。

どうやって価格設計するべき?

価格設計は大事だと分かっていても、適切な価格設計を行うことに難しさを感じるケースは多いでしょう。

価格設計が難しいのは、エリアや顧客の属性、提供している商品やサービスなどさまざまな要素に応じて「適正価格」が変わってくるからです。

お店によって「正しい価格設計の方法」というのは変わってきます。
価格設計を行う際には、以下3つのポイントを抑えるようにすると、適正価格設計を行いやすくなります。

・店舗や営業先エリアの競合他社相場価格を確認する
・ターゲットとする顧客の属性に見合った価格であるかを分析する
・相場より高価な価格設定にしたい場合は特別な商品やサービスを付加する

価格設計に失敗したと感じたら?

「思ったよりも利益が上がらない」「客足が遠のいた」などの理由で価格設計に失敗したと感じたときには、改めて価格設計をやり直し、価格を改めましょう。

価格を改めるときも、競合他社の相場価格確認や顧客属性に見合った価格分析、特別な商品やサービスといった自サロンが持つ強みのブラッシュアップが大切です。

ただし、価格設計をやり直すと既存の顧客が離れるリスクがあるという点に注意してください。

ときには、新たな顧客を獲得するために既存顧客を切り捨てるような、革新的な対策が必要な場合もあるかもしれません。

とはいえ、「価格設計を誤ったらまたやり直せばいいだけ」といった気持ちで価格設計を行なっていると、いつまでも顧客が定着しない危険性があることだけは覚えておいてください。

価格を変えることには一定のリスクがあるので、名前や内装を変えることで、価格だけではなくブランド自体変更してしまうというのも一つの手です。期間限定のキャンペーンや新しい商品などを使い一部のサービスのみで新たな価格を試し、ニーズがあることを確認してから、大々的に価格変更を行っていくなども良いでしょう。

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