東京都「事業者向け感染拡大防止ガイドライン」のうちコンサートに関わることまとめ

5月28日現在東京都が発表している「事業者向け感染拡大防止ガイドライン」のうちクラシック音楽をはじめコンサートに関わることを簡単にまとめます。

音楽家の方にわかりやすいよう文言を一部変更しております。

詳しい内容は都や公益社団法人全国公立文化施設協会が正式に発表している

事業者向け東京都感染拡大防止ガイドライン~「新しい日常」の定着に向けて~ 

劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン

をご覧ください。

コンサートに関すること

施設(ホール)内について

・施設内における座席や利用場所の配置を工夫して、人と人との間隔(できるだけ2m)を確保する

・利用者に対し、手洗い・消毒の慣行に加え、大声の会話を慎むよう適宜アナウンスする

複数の人が使用する場所(トイレなど)、手や口が触れるよう なもの(商品やコップ類など)をこまめに消毒・洗浄する

・利用者や来場者等に対する紙やチラシ類、販促品などの物の
配布は手渡しで行うことは中止し、机等に設置するなど、据え置き方式で行う

・喫煙スペースがある場合は、3密(密閉、密集、密接)にならないよう利用者数の制限を設け、利用者に対して周知徹底を図る


入場(受付)時について

入場者の列は間隔(できるだけ2m)を空ける。このための従業員による列の整理、立ち位置の目印を付けるなど、「入場整理」を行うことで混雑を防ぐ

・入場者にマスク着用の徹底などの周知を図る(マスクを着用していない方に対してはマスクの配布などに努める)

・非接触型機器などを活用し入場者を検温し、発熱者に対しては入場を制限する

・施設の規模に応じて入場者数や滞在時間の制限を設ける(とりわけ屋内施設については、3密(密閉、密集、密接)にならないよう入場者数の制限に十分留意する)

・入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒、靴底消毒の徹底を図る

・ICTシステム等を活用し、整理券やオンラインチケットの販売、来場時の日時指定予約、時間制来場者システムや完全予約制の導入等による混雑の緩和を図る

(具体的な方法例)
- 開場・休憩時間の延長
- 入場時のチケット確認(もぎり)の簡略化 - 入場待機列の設置
 *半券は観客自らもぎる
- 日時や座席の指定予約による人数調整
- 大人数での来館の制限 等

特に高齢者や持病のある方が多数来場すると見込まれる公演については、感染した場合の重症化リスクが高いことから、より慎重な対応を検討する。

【入場制限】

・ 以下の場合には、入場しないよう要請する。
1. 発熱があり検温の結果、37.5°C以上の発熱があった場合
2 .咳・咽頭痛などの症状がある場合
3 .過去 2 週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある場合

【入場の工夫】

・ 事前に余裕を持った入場時間を設定し、券種やゾーンごとの時間差での入場、開場時間の前倒し等の工夫を行ってください。

・ オペラグラス等の貸出物について十分な消毒を行うとともに、十分な消毒が行えない場合は貸し出しを行わない

パンフレット・チラシ・アンケート等は極力手渡しによる配布は避ける

プレゼント、差し入れ等は控える


出演者について

〇出演者の体調管理の徹底

・出演者に対し会場入りでの検温や新型コロナウイルス感染症を疑われる症状の有無の確認を徹底する

・体調不良の場合は、休養を促し、リハーサルやコンサート中に体調不良となった場合には、直ちに帰宅させる

〇リハーサル、コンサート中における対策

・出演者に対してマスク着用を促すとともに、各所に消毒備品等を設置し、手洗いや手指消毒を徹底する

出演者間で、できるだけ2mの距離を保てるよう、人の配置に配慮する

・扉や窓などを開けたうえで、扇風機やサーキュレーター等を外部に向けて使用するなど、建物や施設内の定期的な換気を行う

〇更衣室・休憩時等における対策

・更衣室・休憩室の規模に相応しい人数以上の入室を制限し、休憩する際も対面での食事や会話をしない

・特に、屋内の休憩スペースについては、座席間のスペースを十分にとり、できる限り常時換気を行う

・出演者同士が共有する物品や、手が頻繁に触れる場所をなるべく減らし、共有を避けることが難しい物品等(テーブル、椅子等)は、定期的に消毒する

・出演者は、更衣室・休憩室に入退室する前後の手洗い・消毒を行う


宣伝時について

感染予防のため、以下について来場者に対して周知・広報を行う。

・ 咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指の消毒の徹底
・ 社会的距離の確保の徹底
・ 下記の症状に該当する場合、来場を控えること。 

(症状)咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結 膜の充血、頭痛、関節・ 筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐


◯来場者との関係
・ チケットシステム等により事前に把握している範囲で、公演ごとに、来場者の氏名及び緊急連絡先の把握に努める。

また、来場者に対して、こうした情報が来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供され得ることを事前に周知する。

・ 来場前の検温の実施の要請のほか、来場を控えてもらうケースを事前に周知する。

・ 導入が検討されている接触確認アプリ等を活用する場合、その旨を事前に周知する。


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