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新幹線から

毎週のように乗っていた新幹線に2か月ぶりに乗車
いつもながらローカル電車との接続時間がかなり短いので足早にキャスターを転がしホームへ。
久々の光景に懐かしさを覚えながら拙くも週末の早朝に関わらず重い足で佇む人で溢れて

は居なかった。

どことなくそわそわとした気持ちで乗車した。乗組員は私を入れて3人程。

起立をした背もたれが規則正しく並ぶ様を、この時間でいつもならもう少し居たなと、思いながらも安堵の気持ちが漏れる。

最近はどこにいても"新型コロナウイルス〜"から始まる言葉を聞かされる。
何度も何度も
広報、車内アナウンス、テレビ

オフィシャルな場所では未だに耳鳴りのように繰り返されている。
一時期まではSNSでもインコのように繰り返されていたがいまではなりを潜めている。

公式に安息できる場所は無いのだと悟った

開け放たれたドアから放たれる少数を眺めながら久々の移動に心を踊らせて丸の内線に吸い込まれる。

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