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フリーランスになった経緯


フリーランスになったのは48歳のときでした。

私はフリーランスになる15年前に一度創業したての転職しています。
その会社は主にSESがメインの会社で、客先常駐をしていることが多い会社でした。
(私も取引先の企業で働いていました。)

よくGoogleで「SES」と入力すると、「SES やめとけ」と出るくらいネガティブなイメージがあるようですが、私が所属していた会社は、いたって普通でブラックとは程遠い会社でした。

楽しかった日々

創業当初から働いていたその会社では、会社を支えつつ、取引先の会社からも認められ、本当に楽しかったです。
特に創業当初は会社の信用を得るため、個々のエンジニアが技術力を発揮することに集中しており、本当に充実してました。

変化とその理由

しかし、会社が大きくなるにつれ、楽しかった日々に変化がでてきました。

一番の理由は会社側が求めることが、グループ内の中堅、若手メンバーをマネジメントを強く求めるようになり、その変化についていけなかったことでした。

会社の変化はSES系の会社としては、当然の流れだったと思います。
なぜなら、SES系の会社は取引先にある程度の人数を提供することで、売り上げが上がります。
売り上げが増えて、かつ粗利をあげるためには人件費は安いほうが良く、そのためには若手の力が必要です。

しかし、若手には技術力が十分でないため、そこを経験のある社員がマネジメントする必要があるためです。(よくブラックな企業にありがちなのは、このバランスが崩れてしまい、現場のマネージャーに負担が集中することが多く、結果的にブラックになってしまうことが多いです。)

私はその流れに乗れず、ピン芸人のように一人で力を発揮するように身をおいていたため、取引先の方々からは評価されるが、所属している会社からは評価されない状態でした。

転機

そのような悶々とした日々を過ごしている中で、以前懇意にしていた取引先から、やりたい内容の仕事のお誘いました。

私は素直にその仕事をしたいと思いました。

しかし、その取引先は予算上、私一人のみの発注としたいという要望でした。

ここで、自分の気持ちを優先させるため、フリーランスになることを決めました。それが48歳の時でした。

今、思うこと

私は以前所属していた会社の評価の通り、おそらくは組織人としては今一つだったのだと思います。

しかし、新しい発見もあり、今でも何とかやっていけているので、とりあえず間違ってなかったのかなと感じている次第です。


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