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2022.5.14 スクープ連発…謎の団体“Bellingcat”とは?

毎日目にする、ウクライナについてのニュース。

日を追うごとに、ロシアによる劣悪な攻撃や目を覆いたくなるような報道が増えているように感じます…。

そんな中、ロシア軍がウクライナで、国際条約で禁止されているクラスター爆弾を使用したことなど、次々とウクライナ問題のスクープを発信する“謎の報道機関”をご存知でしょうか?

彼らの名前は、‟Bellingcat(ベリングキャット)”。

民間の調査報道グループのようですが、SNSの情報から国際的な事件の謎を暴いて世界を驚かせています。

しかし、彼らには怪しい影が見え隠れしています…。

今回は、そのイギリスの民間調査報道機関と言われる‟Bellingcat”の黒幕を分析するために少し書き綴っていこうと思います。

‟Bellingcat”はここ最近、非常に大きなニュースの時に名前がよく出てくるようになりました。

例えば、3月末、日本でも下のような報道が流れました。

その内容は、3月3日〜4日にかけて、ウクライナの首都キーウにて、和平交渉の下準備をしていた人たちが毒殺されかけたというものでした。

被害を受けた中の3人から化学兵器によるものと見られる症状が出たとされています…。

その被害者の1人であるロマン・アブラモヴィッチ氏ですが、彼はイギリスの人気サッカーチームであるチェルシーのオーナーであり、巨大な豪華客船を持つかなりの富裕層です。

さらに、プーチン大統領と大変親しい人物だと言われています。

このニュースの情報源が‟Bellingcat”なのですが、個人的に彼ら団体の背後には、イギリス情報機関の外郭団体が存在するのではないかと思います。

直接公表してしまうと、その情報源から人脈までバレてしまい危険を伴うので、ネットを情報源とした民間の市民団体を経由して、様々な情報操作に使っているのだと考えています。

一体なぜそう考えられるのかについて、理由が2つあります。

【理由1】マレーシア航空機17便撃墜事件

1つ目の理由は、この事件の前にBellingcatの名前が出た2015年のことです。

2014年7月に起きたマレーシア航空機17便撃墜事件で、航空機がウクライナの上空でミサイルと思しきものに撃墜されました。

彼らはこの“真相”と称して、SNSに基づいて情報解析をしたところ、
「ロシア製のミサイルが撃墜の原因だった」
と、つまりロシア側がやったのだと発表したのです。

ロシア側は反論しましたが、彼らはロシアが反論に使った証拠写真もフェイクだと否定しました。

【理由2】ナワリヌイ氏毒殺未遂事件

2つ目の理由は、2020年12月、ロシアの野党指導者ナワリヌイ氏の暗殺未遂事件でのこと。

毒殺未遂に使われたのは、旧ソ連が開発した神経剤ノビチョクだったとドイツの調査で明らかになっています。

そして、この事件が企てられた経緯を真相暴露動画として公開したのが‟Bellingcat”ですが、一連の情報解析がどう見ても素人の域を超えているのです。

この2つの理由から、ロシアの情報操作や暴露をするためにイギリスの国家機関が外に作ったダミー団体ではないかと考えています。

さらに、いずれ起こる可能性のある第3次世界大戦のロシアとの新しい冷戦構造を作っていくような情報だけを選択的に出していること、イギリスに都合の悪い情報は出さないことも、このように考えた理由です。

こう考えると、アメリカの反ロシアの人間、つまり今の民主党系リベラルやFBIとも協力しているのではないかと思われる節も拭いきれません。

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