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2024.3.2 日本を敗戦させた“呪いの写真”

この写真をご覧ください…。(もちろん心霊写真ではありません)

これは日中戦争時代に取られた1枚の写真です。
破壊された建物の残骸…。
そして…泣き叫ぶ赤ん坊。
見るも痛ましい光景ですが、これはただの戦争写真ではありません。
なぜならこれは、『日本を敗戦させた“呪いの写真”』だからです。
一体どういうことなのか?

というのも…、このたった1枚の“呪いの写真”が、日本を全世界との戦争に引き摺り込み、果ては1945年の敗戦まで追い込むなど、まるで“呪われている”としか言いようがないほど、不幸の渦に巻き込んでいったのです…。

“呪いの写真”とは一体何なのか。
”呪いの写真”が、どのように日本を敗戦まで導いたのか。

今回の記事では、それらの秘密を読み解いていきます。

今さら聞けないプロパガンダの基本

“呪いの写真”が撮影されたのは1937年のことでした。

この写真の正式名称は『上海南駅の赤ん坊』。
日中戦争時、日本軍が中国国民党のいる上海市街地を空爆。

空襲の現場に残された赤ん坊をカメラマンが撮影し、世界的に著名な雑誌『LIFE』に掲載したのです。

しかし…、それからです…。
全世界に“呪い”が広がったのは…。

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