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2023.1.11 ワクチン支援を断る中国の『4つの狙い』

さて、今回は、『ワクチン支援を断る中国とその深層』という内容で書き綴っていこうと思います。

マスコミは、中国がワクチン支援を断るのは、面子を守るためだと言ってますが、実は面子を守るためではなく、別の狙いが4つあります。

彼らの本当の狙いとは一体何なのか?
最後までお読み頂けると幸甚です。


中国の新型コロナの感染状況

今、中国で一番ホットな話題といえば新型コロナの感染再爆発ですね。

感染者数は、中国政府の公表人数では3000人ほどです。

しかし、昨年12月23日でのアメリカのブルームバーグの報道によると、中国の国家衛生委員会の内部情報では、1日の感染者数は、およそ3700万人と言っています。

中国政府の発表と、なんと1万倍の差があります。

更に、3700万人の中で、1日の死亡者数は5000人と言われています。

感染者数3700万人は、およそ合理的な数字ですが、死亡者数5000人は信じられません。

なぜなら、致死率は恐らく0.24%と言われており、1日の感染者数3700万人で計算すると、1日の死亡者数は8.8万人に上るからです。

中国は、まだまだピークの真っ最中です。

中国で死亡者数が多い理由

なぜ中国では、これほどたくさんの人が感染して死んでいくのか?

その最大の理由は、中国の国産ワクチンが効かないからです。

中国の国産ワクチンの接種率は、およそ9割。

9割の中国人が、少なくとも2回の接種を受けています。

しかし、2回の接種を受けていながら、これほどの感染率と死亡率なのです。

外国のワクチンと比べれば、効果は明らかに劣っています。

ですから、中国人からすれば、国産のワクチンよりも
「外国の効果のあるワクチンを打ちたい」
と言う人が増えています。

実際、アメリカやドイツが、ワクチンを無料で提供しようと中国にオファーを出しました。

しかし、中国はこれを断ったのです。

中国が断った理由としてマスコミの最も多い論評は、中国は面子を重んじる国だから、面子のために受け入れられないというもの。

しかし、この論評は中国文化を知らない証拠です。

なぜかというと、中国人にとって、この面子は一文の価値ありません。

彼らは、躊躇することなく面子よりも“実利”を選びます。

中国が海外のワクチンを断った4つの理由

面子が理由でなければ、なぜ断ったのか?

中国が断った理由は、主に4つあります。

まず1つ目は、『ワクチンナショナリズム』です。

これは、11月30日付のウォール・ストリート・ジャーナルの社説に出ていた言葉です。

ワクチンナショナリズムとは、中国は中国産のワクチンが一番良いものだと中国人に宣伝していること。

反対に、アメリカやヨーロッパのワクチンは駄目だと、一生懸命宣伝するのです。

だから、
「アメリカでは100万の人が死亡しているが、それに対して我が中国は、この優秀なワクチンを持っているから死亡者数は数千人と極めて少ないのだ」
と言っているのです。

2つ目の理由は、『軍の利権』です。

2020年1月21日、中国が一番最初に武漢をロックダウンしました。

その直前に、初めて武漢コロナが存在すると世の中に分かりました。

ところが、中国のワクチンは1ヶ月後の2020年2月26日には、既に作られていたのです。

これを作ったのは、中国の軍関連のワクチン開発会社です。

ワクチンというのは、ウイルスが判明してから僅か1ヶ月で完成させるなんてことはあり得ません。

今回、アメリカやヨーロッパが異例中の異例で急いで開発しましたが、それでも6〜10ヶ月です。

つまり、何らかの目的で中国軍がこのウイルスを作り、中国では蔓延前からコロナが存在していました。

そして、自国だけは安全にするために、そのワクチンも同時に作ったと考えるのが合理的です。

そして、中国のワクチン会社は100%、国と関わっています。

しかし、中国では、外国のワクチンを打ちたいという国民の意見が増えているので、海外からのワクチン支援を受け入れると、せっかく軍が開発したワクチンは使われなくなってしまうでしょう。

すると、軍は儲けが無くなり機嫌が悪くなってしまいます。

習近平にとって、軍の支持を取り付けることは一番大切なことですから、軍の利権を守るために、外国のワクチンを断っていると考えられます。

3つ目の理由は、『ワクチン外交』です。

中国は2020年から、特に一帯一路を中心にワクチン外交を展開しています。

例えば、東南アジアのインドネシアやマレーシアです。

無償提供にしろ、有償にしろ、これも中国軍の利権と繋がります。

自分の国のワクチンは、外国に無償であげるほどたくさんあるのに、外国のワクチンを受け入れてしまうと、このワクチン外交が崩れてしまいます。

つまり、中国のワクチンに対する信頼が無くなってしまうのです。

ですから、ワクチン外交をする限りは、アメリカから提供してもらうことはできません。

そして、4つ目の理由が最も邪悪です。

それは、『人口改造』です。

といっても、ワクチンでその人口を変えるということではありません。

しかし、中国において今回、コロナで亡くなった人の8割は60歳以上の高齢者です。

彼らも、基本的には中国の国産ワクチンを打っています。

つまり、中国の人口構造が高齢化ではなく若返っていきます。

こうして、中国の人口問題は、ある意味改善するのです。

人口改造と言える2つの証拠

これには、間接的な証拠が2つあります。

1つ目は、ワクチン接種の順番が、中国は高齢者が一番最後であること。

日本やアメリカ、そして世界各国では、ワクチンを最初に受けるのは高齢者です。

それは、死亡する可能性が一番高いからです。

しかし、中国では逆なのです。

貴重な労働力を死なせないために、18歳以上の人から打つのです。

高齢者は死んでも仕方がないということではないでしょうか。

2つ目は、今までの制限撤廃です。

今までの非常に厳しい規制や外国から入国した人間、飛行機や電車のルールなど…。

これらを一切撤廃しました。

内部の指示としては、早く感染させろということなのです。

その結果、今の北京では火葬場は長蛇の列です。

死体の安置する場所も無く、代わりにコンテナを使って死体をその中に積み込むという、非常に悲惨な状態になっています。

つまり、たくさんの人が亡くなっているということ…。

これが事実で、中国共産党の狙いなのです。

最後までお読み頂きまして有り難うございました。

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