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寺田愛里
2021年7月25日 16:56
2.共感スタバにつくとエリカがいた。彼女もあの会議室に呼ばれた一人だった。わたしより先に席を立ちそのまま帰ってこなかった。同じように自分の身に起きた現実を理解できないまま私が連絡してくると信じて待っていた。わたしもエリカが必ず私を待っているとわかっていた。2人はコーヒーを手にしたまましばらくは何も話さなかった。エリカと私はもう17年以上も同じチームで働いたお互い言葉を交わさな