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お酒シリーズ

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華金をする人間を描いた短編小説集です。
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#超短編小説

【短編小説】夕焼けぼっちのレモンサワー

彼女が家を出て行ってから一週間が経った。 特に理由はないと言われたが、それすら言いたくな…

京サリ
10か月前
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【短編小説】さくらんぼカクテルと連休

連休がもうすぐ終わる。 世間はどこも賑わっていたが、ほとんど家から出ることはしなかった。…

京サリ
2年前
3

【短編小説】はじめてのビール

20歳をむかえた。 子供の頃想像してた二十歳とはとてつもなくかけ離れていて、 歳ばかりとっ…

400
京サリ
2年前
3

【短編小説】虹色カクテル

雨が上がった。 傘の縁から見上げる空は、優しい夕日に照らされていた。 傘を閉じてほとんど…

京サリ
2年前
2

【短編小説】氷々と

雨が降っていた。 ニュースを見ると雹も降る可能性があると書いてあった。 思わず、 うひょ…

京サリ
2年前
8

【短編小説】下戸ゲコ

ふひぃー そのカエルは下戸であった。 しかし困ったことに酒が大の好物なのだ。 今日も今日…

京サリ
2年前
7

【短編小説】夜桜と純米、春の天ぷら。

葉桜が春の夜空を彩っていた。 それはさながらかき揚げのようだった。 かき揚げ食べたい。 控えめに花びらを散らす桜の木を見ながら暖かな風に包まれた。 そうだ、純米にしよう。 珍しく買い物の前に今日のご飯が決まった。 軽やかな足取りで買い物を済ませ、いそいそと帰宅する。 買ってきたものを台所に並べた。 部屋のベランダからは桜の木が見える。 よく見えるわけでもないが、雰囲気を楽しむには十分だろう。 そういえばどこにしまったかなと押入れの中からキャンプ用の椅子とロ

【短編小説】モヒートと迎える週末

今週も金曜日がやってきた。 いつもより早く仕事が終わり、週末を迎えられる喜びとともに春の…

京サリ
2年前
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