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結婚前夜

2018年の11月-12月に、いっきに結婚への流れがきて、2019年1月に入籍。

自分でもこんなに急に結婚するとは思っていなかったので流れに驚き。

2018年は独身の女友達2人と海外へ行ったり、国内旅行へ行ったり、1人旅をしたり大忙しだった。
普段から旅行は大好きで、年に1度は必ず海外へ行っていたけど、この年は何かに急かされるように尋常じゃないくらい旅をした。

毎月1回の旅行。3ヶ月に1回は海外旅行(そのうち2回はヨーロッパ、1回は韓国の大学にGWを使って超短期留学)。持株を売って、ボーナス払いも思いっきり使って旅行に行きまくっていた。業界ではブラックと言われ、有給がなかなか取りにくい会社に勤めながらよく行ったなと思う。ウィーンへ行った時なんてまさかの3泊4日だった。
一緒に行ったJALの客室乗務員の友達は、自分のフライトスケジュールよりも忙しい工程だったって言っていた。

2017年夏前に10年来付き合ったり別れたりしていた彼(今の旦那)とのやりとりで、もう本当に彼から卒業だなと思って手放した。

2018年は全力で自分の欲望に向き合った。

2018年の中旬から、食事会で知り合った年下の男の子と遊びに行くようになった。好意を抱いてくれていたのだが、そろそろ次のデートくらいで答えを出さなきゃなというタイミングで足の指を骨折してデートにいけなくなった。
会社へ行く出がけに足の指に消化器が落ちてきたのだ。

当時は、AIのプロジェクトの立ち上げメンバーで、連日遅くまでマシーンラーニングのためのデータ作成やモデルづくりをしていた。私のほかのメンバーは、一回り近く年上の男性で、私は紅一点だった。
会社の一大プロジェクトだったため、会社からのプレッシャーも強く、上司もメンバーもこのためにそれまでの場所を出て集まっているので、気概がすごかった。
大会社の組織でこんなに熱くバチバチぶつかったりすることってあんまりないんじゃないかなという体験をした。

そんな状況だったので、周りのボルテージが上がるにつれてその時の私は体力的にも気持ち的にもぎりぎりになっていった。

そんな時に骨折。
幸いうちの隣が整形外科だったので、一人暮らしにもかかわらず一人で行けてすぐに診てもらえたが、プロジェクトが佳境だったのでタクシーで通勤を続けていた。

デートもキャンセルしなきゃだし(というか骨折で歩けないし、もう行く気力もない)、デート相手が家に来たいって言っても歩けない状態でカオスな部屋へ入れたくない、というか会う気力もない。もう何もしたくない。という感じ。

もう全部嫌ーと思っていたら、
別れてからもご飯に誘ってきたり連絡を取ってきてた旦那が来ると言って聞かない。というかもう家の下にいる。

もう断る気力もないし、10年もの付き合いなのでカオスな部屋や結構なやばさの状態を見られてもなんとも思わないので、ドアを開ける。

旦那は同じB型と思えないくらいきれい好きなので(仕事が多忙でなければ)、カオスな部屋を綺麗にして、洗濯をして、ご飯を作って帰っていってくれた。

その時から、改めて気負わず楽で居られる良さがじわじわ。
結婚前提の復縁だったので、翌月末には両家顔合わせの食事会になった。

両家の両親ともびっくり。
数年前にお互いの家に行ったことはあったけど、一体今何がどうしてこうなったのかっていう感じだった。

という具合に、
あれよあれよという間に結婚が決まった。

人生の節目や選択の時って、
いろんな形でお知らせが来ると思う。

私の場合は、それが足に来ることが多い。

そっちの道じゃないよ、
足を止めて考えてご覧って言われることが多い。








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