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有名SaaSのファーストビュー施策まとめ

こんにちは、セールスリクエストの原です。

マーケティングにおいてコンバージョンを大きく左右するLPのファーストビュー。各社が様々な工夫を凝らしています。

今回は有名SaaS60社のLPを閲覧し、ファーストビューで行っている施策(ファーストビュー施策)をまとめました。ファーストビュー改善の参考にしていただければ幸いです。

閲覧対象のLPのURL60社分をリスト化したので、よろしければご活用ください。


フォーム露出

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フォーム露出、最近流行っていますね。一般的に「ファーストビューのCTA(Call To Action)→申し込みフォーム」という導線設計が多いのですが、ファーストビューに申し込みフォームを表示することでより直接的なコンバージョンを狙うことができます

コンテンツ露出

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フォーム露出ならぬコンテンツ露出のファーストビュー。有名CMや「7000社の導入事例」など、強力なコンテンツに遷移させようとする意図を感じます。コンテンツに自信がある企業には効果的な施策なのかもしれません。

ダッシュボード訴求

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MacっぽいモニターとiPhoneっぽいスマホ画面。SaaSファーストビュー鉄板のデザインですよね。ただ、具体的な機能をイメージさせるUIを大々的に掲載している企業は意外と多くありません。

その点、ダッシュボード機能が充実しているサービスは、UI画像の面積がファーストビューの半分ほどを占め、具体的な機能をイメージさせるUIを強調しています。

顧客のUIへの関心は高いので、魅力的なダッシュボードを強調して期待値を高めるのは成果につながりやすいのかもしれません。

導入企業ロゴ訴求

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鉄板施策の導入企業ロゴ訴求。有名企業のロゴが一行分あれば、信頼を獲得できてしまうパワフルな施策です。

先進的なサービスであるほど、顧客は安心材料としての実績を求めます。よって、多くの新興SaaSにとって「新しいサービスだが、多くの有名企業が使っている」と明示できることが非常に重要です。有名企業からロゴ掲載の確約を得ることはマーケティングにおける最重要事項のひとつと言えます。

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ちなみにベルフェイスさんは同じロゴ訴求でも少し意図が異なります。ファーストビューの掲載ロゴ12社中8社が金融系。単に有名企業での実績を示しているわけではなく、大手金融機関でも利用されていることを強調しています。金融機関をターゲットにしている、もしくは、セキュリティレベルの高さを訴求する意図があるものと推測します。

イラストデザイン

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イラストベースのデザインを用いたWebサイトも意外と多くあります。イラストデザインの良いところは、情報量が少なくてもチープ感が出にくいことではないでしょうか。いろいろと情報を盛り込まず、メインメッセージで勝負したい場合に用いるのが効果的です。

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ちなみに弊社のLPもイラストとメインメッセージで勝負しています(今のところ)。

タレント訴求

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CM等のプロモーション施策としてタレントを起用しているサービスでは、やはりファーストビューもタレントを前面に押し出しています。有名人はインパクトが強く、記憶に残りやすい点がメリット。

顧客側から「有名タレントを使っているので、しっかりしたサービス(企業)なんだろうと思った」というコメントを聞いたことがあり、権威性の獲得も期待できます

一方で、個人的にはタレントが全面に出すぎて「何のサービスなのか」が視覚的に伝わりにくい点がデメリットだと感じています。

エビデンス訴求

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Reproさんは導入効果のエビデンスとしてかなり具体的な数値を明記しています。「No.1」と言われるより、具体的な実績が知りたい購買担当者も多いはず。導入社数や導入効果を具体的な数字で明示することで、顧客の関心を高めることができそうです。

No.1訴求

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「顧客満足度No.1」「導入実績No.1」「利用者数No.1」など、第三者機関の調査による業界No.1のお墨付きを得てファーストビューで打ち出す施策。ハッキリと「No.1」と謡われていると、業界で一定の地位を築いている印象を受けますよね。権威付けに効果的な施策です。

アワード・認証訴求

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アワードの受賞や品質保証機関による認証を獲得し、ファーストビューに掲載する施策。No.1訴求同様、第三者による認証により権威性を高める効果があります。

No.1訴求は自社が調査会社に依頼し、No.1が取れそうな調査を行っている側面がありますが、アワードや認証の場合、より客観的な評価を示すことができます

動画訴求

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KAIZEN PLATFORMさんは動画メインのファーストビュー。BtoCではよく見かけますが、BtoBサービスのWebサイトとして効果はどうなのでしょうか。非常に気になるところです。

電話番号CTA

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一部のSaaSではファーストビューに電話番号を掲載しています。医療機関や中小企業など、ITリテラシー低めなターゲットに配慮した施策です。Webよりも電話での問い合わせを好む属性は意外と多く存在します。顧客理解にもとづいたファーストビューは素晴らしいですね。

まとめ

今回60社のファーストビューを閲覧しましたが、各社細かい部分まで工夫しており、ファーストビューを非常に重要視していることを実感しました。それだけコンバージョンへの影響が大きいということでしょう。

本記事でご紹介した工夫のほかにも、CTAの文言・数・大きさ・色、ファーストビューの高さなど、本当に多くの検討要素があります。新しい発明も生まれ続けているので、各社のLPは定期的にチェックしてファーストビュー改善の参考にしたいですね。

弊社はマーケティングの専門家ではありませんが、今後もBtoBマーケティングのトレンドを理解しながら、インサイドセールスを支援していきたいと思います。

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