見出し画像

問題解決型企画提案のお仕事の始まりは高校生の時の何気ない成功事例

問題解決型企画提案のお仕事の始まりと事例

先日は問題解決型企画提案のお仕事のお話を少しだけさせていただきました。今日のNOTEは予告したPODCASTの内容とちょっとだけリンクさせてと書きましたが、その前にもう少しだけ問題解決型企画提案のお話を書かせていただきたいと思います。

本題として
問題解決型企画提案のお仕事を依頼する法人って大手が多いのでしょうか?と疑問に思われる方もいると思うのでそのあたりから。

答えは
NOです。

法人の規模ではなく正直言ってどんなことでもお悩み事があればそれを解決するために企画提案のサポートだったり案を考えるのが私のお仕事です。

なので中小企業の方、個人事業主の方問わず困っている方の助けになればいいと感じています。

正直言って大手の法人は色々な手法があったり、すでに私に近しい形のお仕事をする方が社内にいる場合もあります。

なので私のお仕事を必要としてくださる方に対してお応えできるようにしたいと考えています。

この前の文章で問題解決型企画提案と補助金の兼ね合いをちょっとだけお話をしましたが、私がお手伝いするうえで必要とあれば補助金の申請の時に必要な事業内容もしくは経営戦略という部分において作りこみのサポートもしくは完全に私の方がプロデュースする形で作りこむことがあります。

実際にこの創りこみが一番大変なお仕事なのですが、これが私のお仕事の神髄。要するにどのようにすれば売上を上げられるようになるもしくは安定させられるようにするためのお金として補助金を有益に使えるかという事になります。

コチラは、補助金を使うほどのない事例だったのですが、ある小規模事業者の方の事例をちょこっとだけ簡単にお話します。
この事例は私が高校生の時に父の仕事の一部を手伝ったお話になります。かなり前のことなので、お話ししてしまっても問題ないと思いますのでこちらを書かせていただきます。

売上に困っていたのは、私の地元の最寄り駅にあるとある果物屋さん。父はこちらの税務部分をお手伝いをしていました。ある時から頭打ちであまり売上が横ばいのまま上がる兆しがなかったそうです。

困ったのは、この果物屋さんのオーナーさんです。

勿論、適量の果物を仕入れていたものの足らないとダメ、多くし入れてもダメな状況ですよね。しかも場所的には駅前の見晴らしのいいところに店を構えているので維持費もそれなりにかかっていたと思います。

ですが、こちらの果物屋さんはお客様の傾向がかなり偏っていたためお1人様あたりのお客様単価は割と高かったと思います。要するに売上はあったけどお客様の数はそんなに多くはなかったのだと思います。

だからこそ売上を伸ばしたいけど伸びないのはどうしたらと悩んでいたそうです。要するに日常的に買い物できるような果物屋さんではないという事ですね。特別の時に購入するかごなどに入った果物屋さん。

実は、この果物屋さんのメインのお客様は最寄り駅から大きな病院に行く経路のバスが発車していたためお見舞いで購入してすぐバスに乗り込む方が多かったそうです。

当時、果物屋さんでは、何かと何かをコンビネーションで販売していることが少なかったと記憶しています。要するに果物屋さんは果物屋。お花は花屋さんという感じで別々に分かれて存在していた時期でした。

上記でお伝えした通り果物と花は同時に同じ店舗で販売していることがなかったので人の心理としては、いっぺんに購入出来たら面倒がなくっていいしどちらのを買っていこうなどとの悩みがなくなる状況でした。

そこで私が提案をしたのは、果物屋さんに小さなちょっとしたセットされた花束を販売したらどうかというものでした。価格的には、販売価格をワンコインくらいで済むものを仕入れるという事です。ここで大事な考えなのが、『花にはあまり利益を多くのせずあくまで果物を売るための着火剤として花を仕入れして販売したらどうか?』と父に提案しました。

要するに花と果物どちらを持って行こうかと考えているお客様の行動心理的に面倒を減らしてみたらどうかと考えたのです。果物屋さんで果物を買ってついでに花がワンコインくらいで購入出来てすぐにバスに乗れれば万々歳という具合にです。

結果的には…

翌月には、売り上げが倍増していました。

このことからわかるのは、お客様の面倒を解消することにより売上を上げたい商品をたくさん売ることに成功したのです。さらに言えば花はあくまでブ販売の着火剤の役割をしたまでのこと。高校生当時の私はあまり知らなかったのですが、青物市場(果物の仕入れ場所)と花の仕入れ場所は隣同士だったので仕入れにそんなに余分な時間をかけることなく仕入れができたこともよい要因になりました。

この時大切なのは、どの売上を上げられることが大切でそのための引き金となるものは何を用意するべきなのか?という事になります。

前回のNOTEにも書かせていただきましたが、『新しい仕事を作り出すことはほぼほぼ不可能かもしれないけれども今あるお仕事との融合性を見出せることができればそれが大きなきっかけとなって問題解決ができることがある。』と書かせていただきました。

まさにこの事例がそれに当てはまる事例だと思います。

なんでもそうですが、発想の転換とどの立場で何を考えるべきなのかが一番大切になると考えます。

これは、それこそインターネットで物販が盛んになる前のお話ですが、どのお仕事に対してもこの考えた方変わらないと思います。

このような事例を見ていただくと『問題解決型企画提案』という感じのお仕事の全容が垣間見ることができたらうれしいと思います。