見出し画像

問題解決型企画提案に必須な考え方

前回、『問題解決型企画提案』のお仕事事例についてちょっとだけ書かせていただきました。

よろしければこちらを読んでください。➡
問題解決型企画提案のお仕事の始まりは高校生の時の何気ない成功事例

前にもちょっと書かせていただきました

『問題解決型企画提案』については何も難しいお仕事ではなくどちらかというと色々な経験を積まさせていただいた先にあったお仕事と書かせていただきました。

その中でも必ず身に着けておかないといけない考え方があることも事実です。

その考え方とは
お客様の思考と考え方!

いわゆる一般的に言われる『ロジカルシンキング』と『行動心理学』
だと思います。

なんでも商売を始めるときには、どんなものが流行っているからこれを仕事にしてみようとか、このサービスを提供してみたらうまくいくのではないか?という事を考えて始める方が多いと思います。

自分で起業してお仕事を始めてみたいと考えたときにこのような前向きな考え方はとても有効だと思いますし、その意欲があるからこそ起業したいやこのお仕事に専念したいと考えると思います。

実はこのタイミングでお手伝い出来たら最高のタイミングなのが私のような内容の仕事をしている人なのです。

要するに、やりたいことや進んでみたい方向があるからこそどのようにして進めていければいいのかを考える必要性があるのです。これこそが『問題解決型企画提案』の仕事の出番。ですが、この現状のどこに『問題』が発生しているのかなどがわからない方もいると思います。

例えていうならばやりたい仕事は決まっている。
何が問題なの?と思われる方が多いと思いますが、実は大きな大きなポイントを考えることを忘れているのです。

日本の起業した方のほどんどが5年も持たずに仕事を辞めてしまう理由がわかりますか?

要するに始めたい場所スタートは決まっているけどゴールは?どうしたい?というときにしっかりと考えていない方が割と多いように思います。ゴールが決まっていないという事は、起業した先の道のりを検討していない人が多いという事です。

始めてしまえば何とかなるはずと考える方もいらっしゃると思いますが、ゴールを見据えることで起業した後の苦労が少しでも軽減されたらいいと思いませんか?

ちょっとだけゴールを見据えていたら苦労が少なくなるかもしれないという例としてお話を書かせていただきます。ちなみにこの例は、ビジネスと直結していないように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、広い視野を持って読んでいただけたら幸いです。

その例というのは、私のアメリカ留学の際にさかのぼります。5年ほど向こうで勉強をしていましたが、その時に感じたカルチャーショックに近い考え方の違いそれこそアメリカのロジカルシンキングの点に絞ってお話を書いてみたいと思います。

今日本は、18歳から成人と認める法律になりましたよね。アメリカも同じように18歳になったら成人という考え方。さらに言えば親の加護のもとに勉強を続ける必要はなく自分で学費などを稼いで学校に行く人も実は多くいらっしゃいます。アメリカで私は、コミュニテーカレッジいわゆる短大に進んでから4年制の大学を卒業したのです。短大のほうを選択して進学している方の多くは、家庭をすでに持っていたり若くして結婚をしている人も多くいました。さらに言えば、シングルマザーで学校に通っている人もいます。その方たちがなぜ短大を選んで進学してきているのか?

その答えは、家族のことも大切にしながら自分のキャリアアップのことを見据えたための学歴をきちんと手にしておきたいから。とても合理的な考えただと思いませんか?

要するにアメリカも学歴があった方が、収入が多くなります。さらに言えば専門性の高い学部ではそのままの学位を4年制の大学に移行させながら転校することが可能です。では、最初っから4年制の大学ではなくなぜ彼女らは、短大に進んだ後に4年制の大学に転入することをえらんでいるのか選んでいるのか?理由は大きく分けて2つあります。

① 学費の安さ
➁ 子供を育てながら学位をとれる環境が整っている
この2点になります。

①は単純に4年制大学に進学した時と短大を経て4年制の大学に進学した時とを比べると単純に短大を経てからのほうが学費が総合的に安くなる傾向があります。実は、多くのアメリカ人の学位は短大から4年制の大学に転校する人も多くいます。18歳から親元を離れて学費も自分で稼いで大学の学位を取ろうと考えるとそのほうが金銭的負担がないのです。

➁は、家族をすでに持っている人が多いので小さい子供のママ業をしながら学位をとるには短大はとてもいい環境にあります。なぜならばすべての短大ではないですが、学生用の託児所があるのも事実です。ママだから学位をあきらめる必要がそこには存在していないです。

彼らは、とても合理的に学位をとってその後の人生を豊かにするための努力をしているのです。要するにとても冷静に将来のこと夢などを実現させるために進むべき道筋を作りこんで進んでいるのです。

特に専門性の高い学部を選ぶ人は、すべての自分の夢(ゴール)を手に入れるためにいかにすれば可能なのかをきちんと考えて計画を立てて実現に向けて歩みを進めれるようにしているのです。

この例から
起業するとき=学校に入学するとき
どんなゴールを見据えて=どんな将来的な目的をもって
行動するべきなのか?

を考えることが『問題解決型企画提案』だと思っています。

今回は、ちょっと長くなりましたが、このようなお話をPODCASTの方でもお話しています。

音声で聞いてみたいという方はこちらから