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刺激が少ない方がよい・・です


生来ずいぶんビビりな私。
お盆の時期になると「怪談」番組をやっていると
両手で覆い隠してみないようにしながら、それでも好奇心には勝てず
チラ見したタイミングで、おばけどーん、私ギャー

大人になっても変わらず、一人暮らしをしている学生の時には
よせばいいのに、テレビで見て(例のごとく両手の隙間からチラ見方式)
あれ、怖くないじゃんと外したところで、おばけウォォー
私ひとりでぎゃー
(夜トイレやら、物音で怖くて布団をかぶって寝ました。見なきゃいいのですけど)

お化けいるかいないかなんて話はよく聞きますが
いるのかもしれないし、まぁいないかもしれんねぇぐらいの
大雑把な感覚ではあります。


テレビで見るのはちょっと刺激が強い、ということで今は小説で読んでいます。これも本好きの母からおすすめされて図書館で借りました。

宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」シリーズです

時代は江戸のころ。
三島屋に「わけあって」居候をしている主人の姪、おちかさんが主人公。
来客の「奇妙な」話を聴いていく・・・・という物語。

百物語、というだけあり割と怪談カラーなのですが
話にくる来客の心情、後悔・うしろめたさ・悲しみ・怒り・・・・
そこにもそっと触れていく、おちかさん自身の「過去」

小説なんですが、「その時代こんなことがあってもおかしくないよなぁ」
と感じる本です。

ぎゃーこわい。という内容ではなく、人の感情から引き起こされた
「怪異」なのではないかと考えさせられます。
一冊目が読み終わったので、今2巻目に突入です。

この本がどうにも面白く、お休みなのに夜更かししてしまっています。
参った。
そして性懲りもなく新しい本を買うという…



あれー、また本が増えてるなぁ
こわいなぁ。こわいなぁ・・・。

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