頼りたくなる深夜のともしび
シャカシャカビニール袋をひっかく音と、ぱたぱた駆け回る音で目覚めた午前1時。
猫ちゃんのトイレしたよのサインです。
この2日くらい調子がよかったので、朝まで待ってもらおうか…と思ったものの片づけることを決意。ペットシーツをゴミ箱に捨てにキッチンに行くと
「したよ。」と猫ちゃんも一緒についてきます。
そこでご褒美を献上した後が…大騒動。
最近うんちをすると、決まって「おしっこ出きってない」と
何度もトイレやトイレ外でうろうろ。
そしておさまっていた血尿がポタリ。
昨晩もご褒美後勃発してしまいました。
こまってうろうろ、自分でもトイレじゃないところなのに…でもでなくて…とリビングのイス・フローリング・私の布団…
うろうろうろうろ。
特段何ができるってわけではないので寝ちゃってもいいのですが…
そんなことできません。はい、無理です。
私が使っているレンジで温めるカイロを背中に乗せたり
踏ん張った後のおしっこをきれいにしたり
そんな深夜を過ごしました。
今回は少々長い時間だったので落ち着いたのが3時30分。
「おちついたからおなか減った」
そんな彼女に少し安心。
がんばったね、おつかれさま。と大好きご褒美をあげました。
食べた後、最近ヒットの私の部屋にある毛布にもぐりこんでうとうとしていました。
恐るべし膀胱炎。
さすがに今からは眠れないよね、と思いラジオを付けると
ラジオ深夜便を放送していました。
私が起床する時間もまだ放送していますが放送終了間近な為
「明日のラジオ深夜便は…」とアナウンサーが淡々と話していることが多いのですが、今日はまだ真っ只中。
昭和54年の曲をテーマに放送しており、まさに私が生まれた年です。
どんな偶然なんだ。
ぼんやり聴きながら
この時間に仕事が終わる人が帰宅しながら
どうしても眠れない人が、心の支えに耳をかたむけていたり
私のように看病・介護する人の支えに
(猫ではありますが、家族の看病という事にさせてください。)
この瞬間たくさんの耳のお供になっているんだろうな、と感じていました。
深夜の灯台に私も今日ばかりは頼っちゃいました。
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