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まったく意味がかわる瞬間


ぼっちで過ごすことが長かったので、「何かを聴く」ということが日常になっています。
学校に行けなかった小学校3年の2学期はずっとラジオを聞いていました。
中学校の時はCDで音楽を聴き勉強(よくないか)
高校・大学も音楽を聴きながら生活をしていました。
今はラジオ・ポッドキャスト・音楽は通勤のおともです。

その時聴いていた音楽が、ふっと今流れると
記憶がぶわーっと湧き上がってきます。
いいことも、ほろ苦なことも。
それもよしなんですが、この2年くらい音楽を聴くことを
あえてやめていました。

この2年を、いつかの将来「あの時この音楽聴いていた」と紐づいたときに
つらくなるんじゃないか。と向き合う勇気がないだろうなと
自分を守るための対策です。

で、
ふと昨年11月、思い立って映画を見に行ったのです。自分の好きなことをやろうと。その映画の中で使われていた曲がいいなぁと感じて早速サブスクでダウンロードをしてついに「音楽を聴く」を解禁。


マサムネさんの優しい声がじんわり響きます。
「きのう何食べた?」の劇場版で使われていました。
(きのう何食べた?は大好きすぎるので、いつかまた書きたいところです)

2021年年末くらいまで結構ヘビーなローテーションを組んで通勤の際聞いていました。
歌詞もいいなぁ。なんてさらりと聴いていたものです。

そして、今日改めて帰宅する際に車の中で聴いてみました。
その時と「あ、いいな」と思う部分が少々違うことに気づきます。

取り戻した絵の上で、新しいキャラたちとおどろう
続いてく 色を変えながら

「大好物」 スピッツより引用

11月時点では
「呪いの歌は、小鳥たちに彩られて やわらかく」
の部分だったのです。

その時の「自分の状況」で大きく変わるんだなと今日しみじみしました。

呪いのことばをかけられて、視野がガンガン狭まっていた時には
この呪いが、こんな風にぴよぴよ柔らかく受け流す日がくればいいな
そんな願望があったのかもしれません。

今は
「自分」を少しずつとりもどして、新しい「キャラ」たちと
カラフルな中でステップを踏みたいなぁ。

そんな気持ちにシフトで来ているのかもとはっとしております。

一つの曲で「気づく」ポイントがこんなにたくさんちりばめられているなんて!本当にすごなぁと思いました。

今度は怖がらず、大好きな音楽も聴いてみようかな♪

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