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失敗しちゃうところも大好き


昨日帰宅し、ある「モノ」を確認し
これから、大変な夜になりそうだ。と覚悟をしました。

猫ちゃんトイレになにもしてないのです…。


仮住まいに引っ越して早1か月近く過ぎようとしています。
以前も触れましたが、大きな粗相もなく本当に頑張っている猫ちゃん。

久しぶりのトイレストライキです。

昨日朝、いつものブラッシング後のおなかマッサージをすると
ぱっつんぱっつん。中身つまっているなぁーと触ってすぐわかります。

一日ぱつぱつのお腹から、何も出さない。
いや、出てこなくて困っていたかもしれません。

過去、何度も同じようなことがあり、盛大に粗相。
(それでずっと使っていた一人掛けソファーを2客・布団数枚おジャンにしました)

昨日は同じパターンです。

こういう時は、食いしん坊な彼女もあまりおいしいもの催促はせず
じっ‥‥
と部屋の片隅に静かに鎮座しています。息も少々早い。

代わってあげたいけど…。そっと見守るしかありません。

結局、私が寝るそのときまで全然気配なし。
いつでもできるよう布団の周りに「彼女のトイレ」こと袋入りペットシーツで囲み、横になります。


本を読んでいると、ぴょんと私の布団にのり
ざっ、ざっ、
と布団を前足でほじくり返すようなそぶり、
出るよ!のお知らせです。

わわわわ!と飛び起き見ると
背中を山のようにして、手足を踏ん張り、態勢に入っています。

あわてて猫ちゃんを持ち上げトイレに置きます。
(ガッ!と彼女に怒られましたが布団台無しを回避したい)

そこでちょっぴり出たあと「ハイ」状態になり走り回ります。

でも肝心のおしっこが出てません。
トイレシーツを持ち、彼女の後をうろうろします。
(何度もガッ、カーと気が立った彼女に怒られますが
下僕としては引き下がれません)

で、また小山のような背中
ハッと、シーツをおしりのしたに。
ちょっぴりこぼしましたが、大量なソレを見事キャッチしました。やったー

毎回ナイス私。と下僕冥利につきます。ああよかった。


人が気をもんでも、困ったなぁと思っても、トイレタイミングは
「彼女のしたいとき、できるとき、できないときに大きく差がある」
彼女と暮らす中で理解を深めてきました。

彼女がトイレがうまくできないことがわかり、最初は
「えー、なんでできないの?」と不満にすら感じたのを記憶しています。

でも「うちの猫ちゃんは」うまくできない。
猫だから、と一般化しちゃかわいそうだ。

私だって「大人なのにどうしてできないの?」と言われたら
ガーンとなることはたくさんあるのです。
大人だけど「私」はできないんです…。それと同じ。

失敗したっていいじゃないか、だってかわいい「うちの猫」だもの

失敗しそうになったらカバーすればいいじゃないか
だって猫ちゃん下僕だもの。
(みつを先生ごめんなさい)

久々のストライキのち、トイレパニックではありましたがなんとか
全て片付け、寝床でうとうとしていると落ち着いた猫ちゃんが

ドン

と勢いよく私に寄っかかり寝るというボーナスタイム。

うわぁ、だから猫ちゃんの下僕はやめられんです。しあわせぇ・・・










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