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【A】サラマンダーズ選手紹介

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火の国サラマンダーズに在籍する選手やかつて在籍したOB、また監督、コーチ、マネージャーをサク来が紹介するカテゴリーです。選手の特徴や最も輝いていた試合を纏めます。
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記事一覧

【選手紹介】#99 阪口竜暉

【選手紹介】#99 阪口竜暉

【浪速のドラゴン】

高校卒業後、熊本GLにて1年プレーし、21シーズンに福井球団に入団。
3年間の修行を経て、浪速が生んだパワーヒッターが熊本へ帰ってきた。
22シーズンにNOLで、23シーズンにBCで本塁打王を獲得したパワーは確かで、春のキャンプではローズ監督や山本光臨時コーチのアドバイスを取り入れ、打撃力向上に取り組んだ。
迎えた24シーズンでは怪我やコンディションの不調により一時登録を抹消

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【選手紹介】#11 水野喬日

【選手紹介】#11 水野喬日


【ダイナミックリリーバー】

湖西高時代はドラフトの隠し球としてメディアに取り上げられた水野選手。
持ち味であるノビのある豪速球は学生時代からその片鱗を見せており、熊本GLで磨きをかけ、火の国入団へと至った、力投派右腕。
初年度は西島選手・石本選手らと共にセットアッパーとしてリーグトップの12Hをマーク。
2年目は防御率こそ悪化するも、チーム3番目となる7Hを記録し、グラチャン準決勝でも力投を見

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【選手紹介】#22 江藤奨真

【選手紹介】#22 江藤奨真


【大分発ハニカミ王子】

KAL初年度より大分Bにてプレーし、22シーズンは先発として5勝をマークした江藤選手は、23シーズンより火の国でのプレーとなった。
145キロに迫る速球と変化球を織り交ぜた投球で相手を翻弄するピッチングで、相手をねじ伏せる。
火の国では当初、中継ぎとして起用されたが、中盤から先発を任される機会が増えた。
火の国で白星をマークすることはできなかったが、先発からロングリリー

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【選手紹介】#10 中川拓真

【選手紹介】#10 中川拓真

【火の国ドリームビリーバー】

20年にオリックスからドラフト5位で指名された中川選手は、強肩強打の捕手と評価されていた。
同期の山下選手や宇田川選手らと共に鎬を削ったが、在籍した3年間で1軍出場はゼロ。
戦力外となり、受験したトライアウトにて荒西コーチから誘われ、火の国入団を決意した。
捕手として投手陣を導くだけでなく、有田選手や金田選手などの捕手陣の活性化も期待された。
練習試合でも良い成績を

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【選手紹介】#7 安井勇輝

【選手紹介】#7 安井勇輝

【さすらいの大砲】

IL・BCに続いて3リーグ目の挑戦となった安井選手。
栃木時代に中軸を担った経験と、持ち前の長打力は初年度の火の国を大きく成長させた。
徳島IS時代にキャプテンを務めた性格は、兄貴分として誕生したばっかのチームを牽引した。
打撃センスも申し分なく、シーズンが始まってから徐々に状態をあげ、6月に4番の座に座ると鋭い一振りで藤崎台を沸かせた。
「吉村・水本・安井」の並びにファンは

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【選手紹介】#22 中島愛喜

【選手紹介】#22 中島愛喜

【細川監督の秘蔵っ子】

20年に行われた高校生を対象としたセレクションに参加した中島選手について、馬原GMは高いレベルを備えつつ、伸び代を持った選手と評し合格を勝ち取った。
初代監督である細川監督も将来を期待しており、さらにはチーム最年少ということもあり、皆が注目した選手だった。
初年度は西選手・深草選手、2年目からは有田選手と鎬を削り、捕手の座を争った。
在籍した2年間は常に荒波に揉まれ、指名

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【選手紹介】#26 江島幸二

【選手紹介】#26 江島幸二

【幻の右腕】

福岡県の長尾中に通っていた江島選手は、その才能を大阪桐蔭高に買われ入学した。
何度もドラフト候補として名前が上がり、日ハムの高山優希選手とともに期待株として注目された。
九州共立大を中退した後は、福岡オーシャンズ9でプレーし、ひらまつ病院軟式野球部でプレーを続けた。
そんな中で20年に行われた火の国のトライアウトへ参加すると、合格を勝ち取った。
夢であるNPBの舞台へ挑戦する、まさ

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【選手紹介】### 坂口智隆

【選手紹介】### 坂口智隆

【的確指導のグッチ】

2002年に近鉄へ入団し、最多安打のタイトルや複数回GG賞を獲得、自由契約でヤクルトへ入団すると1500安打を達成するなど、攻守で長年NPBの第一線で活躍した坂口は引退後、臨時コーチとして火の国の仲間入りを果たした。
コーチングはキャンプや練習日といった一部のみで、藤崎台での試合でその姿を拝むことは叶わなかったが、彼がもたらした影響は大きいといえよう。
春先不調に陥っていた

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【選手紹介】#7 有田光輝

【選手紹介】#7 有田光輝

【炎のぺいさん】

22シーズンから加入した有田選手は大学時代に4番で出場もした強打の捕手。
プロ初年度は深草選手や中島選手、西選手らと共に切磋琢磨した。
深草選手が守備なら有田選手は持ち前の打力で存在感を放ち、グラチャンでも安打を記録した。
23シーズンは捕手2人体制も、深草選手の打力が覚醒したため出番は減少。
だが有田選手の守備も向上しており、グラチャン決勝戦にて先発出場。
右腕エース・宮澤選

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【選手紹介】#18 ブライアン・サンチェス

【選手紹介】#18 ブライアン・サンチェス

【陽気なアイボニー】

2023年1月、バエス選手とともに入団が発表されたサンチェス選手は、右の大砲として、退団したモタ選手の穴を埋める活躍を期待された。
2月のキャンプでは坂口臨時コーチにビックリしたと言わせた怪力を備えており、シーズンはその力を遺憾無く発揮してくれた。
開幕戦では日本初安打を豪快なホームランで記録し、以降は中軸を主に任された。
不調でスタメンから外れる試合もあったが、最終的に打

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【選手紹介】#8 山口嶺生

【選手紹介】#8 山口嶺生


【弾け飛ぶベストアーチスト】

21年に香川OGで、22年に大分Bでプレーした山口嶺生選手は、パワーが魅力の選手である。
アベレージはどの年も低調気味だが、打球を引っ張れば凄まじい距離まで飛ばし、一発に期待ができる。
火の国に加入した23シーズンももれなく低打率に喘ぐも、記録した26安打の内11本が長打、さらにそのうち5本はホームランと、印象に強く残る。
また一塁守備では体の柔軟さを生かし、難し

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【選手紹介】#42 藤岡好明

【選手紹介】#42 藤岡好明


【笑顔の裏に宿す挑戦心】

JR九州を経て2005年にSBにドラフト3位で入団した藤岡選手。
ルーキーイヤーから開幕一軍を果たし、13年までSBブルペン陣の一角を担った。
14年からは日本ハムで、16年からはDeNAでプレーし、リリーフとして活躍するも、20年に戦力外通告を受け引退。
21年からはコーチを務めたが、選手として上達する情熱を捨てきれず現役復帰を決意。
22シーズンから火の国に入団し

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【選手紹介】#18 西島篤

【選手紹介】#18 西島篤


【涙のクローザー】

大学まで地元・長崎で過ごし、卒業後は熊本GLにてプレーした西島選手。
豪速球が魅力だがコントロールが課題だった中、火の国にて馬原GMと出会ったことで安定感を得た。
持ち前の球速はさらに磨きがかかり、最速155キロまでに到達した。
初年度は守護神・石森選手の前である8回を任せられることが主だったが、22シーズンからはクローザーとして君臨。
リーグ2位となる15Sをマークした。

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【選手紹介】脱サラ戦士・2023年選手個人成績の更新

【選手紹介】脱サラ戦士・2023年選手個人成績の更新

こんにちは、サク来です。

今回はサラマンダーズ選手紹介カテゴリー内で以前紹介した選手の内、他球団へ移籍した選手:通称、脱サラマンダーズ・脱サラ戦士の23シーズン成績を振り返っていきたいと思います。

Photo by @Hiisan_n423

脱サラ戦士
#9  エミリオ・グスタボ(大分B)

昨年末に移籍が報じられ、今季は大分Bでプレーしたグスタボ選手。
事情により合流は遅れましたが、4月に

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