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ビジネスケアラーとしての日々〜2030年にはビジネスケアラーが318万人に。

今日の日経新聞に「ビジネスケアラー」の紹介がありました。ビジネスケアラーとは、仕事を続けながら家族などを介護する働き手のことで、「ワーキングケアラー」とも呼ばれています。

私も昨年の父の入院から始まり、現在の認知症の母のケアまで続いている生活から、ビジネスケアラーに該当します。

記事によれば、ビジネスケアラーは2030年には318万人に上る見込みとのことで、私のような状況は決して珍しくないようです。実際に私の会社でも、介護特別休暇制度があり、何人かはその制度を利用しています。

私も昨年の父の入院、転院、そして父が亡くなった後は、母の通院の付き添いなどで介護特別休暇を取得し、兄と分担して対応してきました。この点については、会社にとても感謝しています。

これから先も介護と仕事をどう両立させていくかは、私にとって大きな課題です。娘たちの教育費がかかる中、ようやくこれから自分たちの老後資金を作ろうとしているところに介護がやってきました。

なかなか楽はさせてもらえませんね。

それでも、介護に苦労している方は大勢いて、noteでも記事を拝見して勇気や元気をもらうこともあります。
私も介護の先輩方を見習いながら、ビジネスケアラーとしての生活を続けていきたいと思っています。

記事のポイント

- ビジネスケアラーの定義: 仕事を続けながら家族などを介護する働き手。「ワーキングケアラー」とも呼ばれる。
- 将来の予測: 2030年には家族を介護する人が833万人に達し、そのうち4割(318万人)がビジネスケアラーとなる見込み。
- 企業の対応状況: 85%の企業が介護休暇や介護休業などの制度整備に取り組んでいるが、現在の勤務先で介護をしながら仕事を続けられると考える正規労働者は63%にとどまる。
- 課題と影響: 介護による体力的・精神的負担はビジネスケアラーの生産性を2~3割低下させる。実効性の高い支援がなければ企業業績に大きなマイナスとなる。特に中小企業では影響が大きい。社会全体で介護両立支援の機運を高める必要がある。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
〜会社帰りの電車にて〜タイトル画像はメイプル楓さんのイラストをお借りしました。いつもありがとうございます。

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